朝日カルチャーセンター中之島教室『英語で学ぶ日本文化』Oct 4th, 2018. ①

10月の『英語で学ぶ日本文化』今回は新しいメンバーの方も増えました。101.png私の机に並んだスイートは・・・。旬の果物に菓子。食欲の秋!ダイエットは
厳しそうです。
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10月の講座は2部に分けて紹介していきます。まずはpart.1

今回のトップバッターは、S氏。日本の神様、神道についてお話されました。10月は神無月。出雲大社に全国の神様が集まって話あうので、各地に神がいなくなるので神無月。(ちなみに島根県では神在月と呼ぶそう・・。)
いつ頃からこう呼ばれるようになったのかは不詳だそうですが、有力説によると、『神無月』の『無・な』の『の』という意味らしく、『神の月』で神を祀(祭)る月。6月の水無月が『水の月』だとのこと。
神道は古代日本が起源で、自然や自然現象などにもとづく多神教(polytheism)で自然と神とは一体として認識され神と人間と結ぶ具体的作法が祭祀であり、それをとりおこなうのが神社であるとのこと。S氏は最近『神道入門』〜民族伝承学から日本文化を読む〜著:新谷尚紀(ちくま新書)を読まれたそうです。これによると日本の神道はいくつもの信仰が繰り返し上書き保存されたものと捉えているそうです。非常に興味深いことは、神道とは形式であり容器であること。たとえていえば、バスや電車。つまり時代ごとに様々な乗客が乗ってくる。本質は素材(マテリアル)でなく形式(フォルム)にある。
主要な部分は祈念祭(としごいのまつり)=豊穣祈願を中心とするまつりごとだったそうです。ここでS氏が触れたフォルムのように神道は時代とともに変遷があり、私が思うに、一口に神道とは何なのか?と尋ねられて簡単に、ひとつのカテゴリーにいれるのは難しいということ。しかしながら、神道という中核的な『伝承』はきっちりと引き継がれていて、それは古来以来稲作の王としての天皇を中核として伝承されてきている人々の素朴な自然と生命への感謝の念と禊ぎ祓えの実践によるその信仰の意思表示の体系であるということです。S氏のミニプレゼンの中で、とてもいいポイントをつたえられたところは、神道は流動的な歴史を持って伝えられているのので、その実態はいわば動画であり、それを静止画としてある時期の神道をもって真の『神道』とはこれだ、というように固定化させて考えるのは大きな間違いである。というところです。これは私の意見なのですが、近代歴史の中で日本は立憲君主国家の名のもと、天皇崇拝を中心とする国家神道をとった時代もあり、このように政治的イデオロギーで使用されたこともあるので、ここら辺は現在にいたってもおおきな論争をもつところになると思います。
宗教(religion)というのは日本古来の言語の概念ではなく近代になって英語のreligionを翻訳して作られた新しい語であります。なので、神道は宗教か?宗教でないのか?という問題は歴史的にみれば明治元年の1868年から終戦を迎えた1945年の80年間に創出された問題にすぎないそうです。古代・中世、近世を通じての神仏習合の時代にはありえなかったそうでまことにそこが奥深く興味深いところなのかもしれません。私も一度読んでみようと思います。S氏おすすめ本。
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次にこの本は身体論という本ですが、非常に興味深かったので、紹介いたします。スポーツからみた文化背景や歴史など哲学に大きく関わっていて、とても興味深い一冊となりました。
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次にA女史はHIGANBANAについてお話をされました。お彼岸の季節になると道端に咲いているお花。彼岸花の正式名書はLycoris Radiataと呼ばれていますが、他にもRed spider Lily やCluster Amaryllis などなど他にも違った名称を持っています。国によっても呼び名が違うようです。
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彼岸花は中国から仏教とともに日本へもたらされたお花です。彼岸とはあの世という意味であります。このお花は曼珠沙華とも呼ばれており、法華経によると黄泉の国で咲く花だと描写されているそうです。曼珠沙華は天上の花もしくは天蓋花とも言われています。

田んぼのまわりに咲くこのお花。実は球根は毒性が強く、これらは、田んぼの害であるもぐらやねずみなどといった穴を掘る害獣を守るためでもあったそうです。飢饉と時には、毒の箇所をとって食していた時期もあったそうです。

彼岸花には『死』という少々不吉なイメージがあります。しかし、秋にみかける彼岸花は美しいです。最近では、白や黄色といった彼岸花も数多くみかけます。

彼岸花の花言葉を紹介してくだだいました。

Red: passion, independence, reunion, resignation, &sad memories
White: longing & Longing for someone
Yellow: cheerful mind, deep consideration

最後に彼岸花のみれるおすすめスポットを紹介してくださいました。
少々遠出になるのですが、埼玉県日高市にある『巾着田曼珠沙華公園』とても美しいとのこと。今シーズンは見頃は終わりましたが、開花時期は9月下旬から10月上旬だそうです。関西のおすすめスポットは奈良県明日香だそうです。もっと大阪からの近場は万博記念公園ということで、来年あたり、散策しながらぶらっと立ち寄ってみようかと思います。

三番バッターはM女史。な、なんと、ノートなしで、金閣寺について説明をされました。(素晴らしい!165.png)金閣寺の正式名は鹿苑寺。京都市北区にある臨済宗相国寺派のお寺です。建物の内外に金箔を貼った3層の楼閣建築で各層、ちがった建築スタイルが施されています。室町幕府3代将軍足利義満の法号・鹿苑院殿にちなむそう。昭和25年(1950年)に放火により焼失して、1955年に再建。平成6年(1994年)にユネスコの世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産に登録されています。金閣寺は三島由紀夫など多くの小説にも登場してくるスポットです。
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これからの紅葉シーズン、京都は観光客でいっぱいになります。150.png ちょっと季節をずらして冬の京都も美しいかもしれません。(底冷えはしますが116.png)冬の金閣寺いかがでしょうか。
では次回まもなくpart2のミニプレゼン紹介をこちらのブログでアップしていきます。乞うご期待!101.png  (T.M)




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# by connection-eigo | 2018-10-24 11:39 | プレゼンテーション

朝日カルチャーセンター中之島教室『英語で学ぶ日本文化』Sep 6th, 2018

1ヶ月遅れての9月講座のミニプレゼンの紹介となります。119.png 遅れてしまい誠に申し訳ございません。

9月は台風被害に始まり、何かとバタバタした月となりました。9月下旬も台風24号が日本を横断。台風に始まり台風で〆という月でした。決して日本だけでなく世界中で台風、ハリケーン、地震と自然災害が多かったです。134.png

さて、9月6日の朝日カルチャーでの講座。
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S女史の今回の絵葉書は🐪らくだに乗った男性二人が夜の砂漠を🐪通っているシーンです。9月に平山郁夫氏のシルクロード展に赴かれた同女史、題材はシルクロードからの1シーンです。まん丸いお月さんが夜空に浮かぶシーンはまさしくこのシーズンにぴったりです。S女史、素敵な絵はがき、有難うございます。
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平山郁夫氏は私の好きな画家のお一人であります。私はまだ訪れたことがないのですが、機会があれば、是非足を運びたいのが、「平山郁夫美術館」です。
ミニプレゼンではプーシキンの展覧会について触れられました。10/14まで国立国際美術館で展覧会が開催されています。私も今週中に時間を作って行ってみようと計画しています。
9月といえばお月見。3名の方がお月さん🌝について紹介してくださいました。

まずはじめにS氏のミニプレゼンを紹介しましょう。タイトルは『月とうさぎ』。今年は9月24日が中秋の名月ですが満月は翌日の25日だったそうです。残念ながら関西地方は雨だったようです。私はちょうどこの日にイギリスから日本に帰国する日で、早朝5:00に空港に向かうタクシーの中で大きく浮かぶ満月を見ることができました。なんとも美しいお月さまでした。残念ですが、あっという間だったので、写真に収める時間はありませんでした。タイトルからおわかりいただけるかと思うのですが、月といえば、日本ではうさぎを連想します。S氏は今昔物語の中の『身を焼いた兎』の話を紹介してくれました。天竺で修行をしていた兎、狐と猿の3匹は前世に大きな罪を犯したので、獣の身に生まれ変わり修行をしていたのですが、そんな3匹の前に帝釈天が疲れ果てた老人の姿に変身して現れました。猿や狐は野山や人里に行って食物を取って老人に与えるわけですが、兎はのにも手にいれることができませんでした。非難された兎は思いつめて、火を燃やすように頼み、「私の身を焼いて食べてください。」といって自ら火中に身を投じました。帝釈天はそんな兎を憐れみ、兎を月に移したというお話。仏教説話にはこのような多くの経典が載っています。さて、この兎の話は、仏教が最初ではなく、古代中国ではすでに存在していたようです。中国では唐時代から月餅を中秋節に食べる慣習があります。S氏の本日の菓子は月餅でした。とても美味しくいただきました。101.png
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M女史も月と兎についてのお話しについてミニプレゼンをしてくださいました。その中で、兎の性格についても紹介してくれました。兎は後ろずさりすることなく前に進むのみ。なので、進出、向上や昇進のシンボルとのこと。また、兎は利口さ、献身のシンボルでもあるそうです。復活祭でもみられるように春のシンボルでもあります。日本の最も古い漫画である鳥獣戯画にも兎が描かれています。
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Y女史のミニプレゼンは『お月見泥棒』。初めて耳にした言葉です。昔、子供達は中秋の名月に限りお月見のお供え物を盗むことができたそうです。お月見泥棒に団子を盗まれたら豊作になる!ということで、昔、日本各地の農村部で行われていたそうです。はっきりした由来はわからないそうですが、江戸時代にはこの習慣があり第二次世界大戦前にも見られたそうですが、戦後にこの文化は消えていったそうです。
しかしながら、現在でも愛知県や三重県でこの伝統は残っているそうで、子供達が『お月見ください!』『お月見泥棒です!』などと声をかけて、各家を周りお菓子やお団子をもらうそうです。なんだか ハロウィン ''Trick or Treat'' と似ていますね!Y女史はいつも面白いtopicを紹介してくださいます。101.png

最後にM氏は極東ロシア旅行報告について、プロジェクターを使用して、写真を披露してくださいました。ハバロスクからウラジオストックまでのシベリア旅行記です。ハバロスクは61万人のアムール川右岸中流域に開けた町で緩やかな坂の多い町とのこと。化学工業、機械・金属工業、木材業が発展しているところで、この町の観光場所はアムール川遊覧、ロシア正教会、博物館の見学や19世紀のヨーロッパ様式の建築物のある通りの散策だそうです。

私も是非シベリア鉄道に乗ってTrans-Siberia を試みたい!と夢を抱いているのですが、このシベリア鉄道の全長は9259kmあります。このたびM氏がシベリア鉄道を乗った距離は766km。所要時間は11時間20分。日が登り始めた景色はとてもきれかったそうです。地平線が見える原野を邁進する光景は日本ではみることのない景色だったそう。

日本海面した町、ウラジオストック。人口は60万人で、ロシア太平洋艦隊の拠点の町。町の名前は『東を支配する』という意味があるらしいです。坂道が多く、神戸の港町に似ているそうです。こちらの町の主な産業は造船業と漁業そして軍関連産業だそうです。ソ連崩壊後は日本から中古車の輸入が盛んになり極東における一大市場となっているそうです。軍事委さんを用いた博物館、展望台から見る黄金橋の見学、凱旋門・革命広場とその周辺の建築物散策、港湾クルーズが観光の目玉のようです。

M氏さんの今回の旅の感想は、英語は日本より通じないがロシア市民は親切だったそうです。片言のロシア語を話すと親切に対応してくれたとのことです。食事は質素。観光客にとってはお手洗いの場所がすくなく不便を感じたそうです。北朝鮮人の人が沢山働いていて、ロシアが北朝鮮を支援していることが納得できたそうです。また観光客は韓国人の人が多かったそうです。

この旅に向けてロシア語のアルファベットを習得していかれたM氏、かなり役にたったとのことです。近くて遠く感じる極東ロシア。昔からどういうわけか気になる極東ロシア。時間ができたら是非行ってみたいと思う。

先日10月4日に10月の講座がありました。近い段階で皆さんのミニプレゼンを紹介したく思います。

10月に入り、秋もより一層深まりました。時節の変わり目は体調を崩しやすいです。どうぞご自愛ください。
(T.M.)






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# by connection-eigo | 2018-10-07 22:49 | プレゼンテーション

朝日カルチャーセンター中之島教室『英語で学ぶ日本文化』ブログ遅れてます!

日付が変わり10/4となりました。本日は朝日カルチャーセンターでの月1の講座があります。謝らなくてはいけません! 9月分の受講生の皆さんのミニプレゼンがまだアップできていない状態でございます。137.png 
今週末に9月を完成させて,引き続き10月分をご案内いたします。取り急ぎご報告とお詫びを添えて・・・。
Terumi M.

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# by connection-eigo | 2018-10-04 00:36 | プレゼンテーション

Thank you very much!!

皆様

Muse English Communication・コネクションで講師とアシスタントを担当しておりました辰己です。

この度、私事ではございますが、9月末に出産することになり、また出産後は育児に専念させていただくため、本日をもちまして退職することになりました。

振り返ればあっという間でしたが、たくさんの方々にお会いすることができ、一緒に学べたこと心より感謝しております。大好きな英語を使った仕事に挑戦したいと思っていたころ、素敵なご縁でMuse English Communicationコネクションで講師をさせていただけることになったのが3年前でした。

プライベートやグループレッスンを通してたくさんの生徒さんに出会い、毎回新しい発見の連続で語学の奥深さを知り、そして楽しさを改めて感じることができ、とても貴重な経験をさせていただきました。本当にありがとうございました。一生勉強という言葉を心に留め、これからも頑張ってまいります。

最後になりましたが、皆様の今後のご活躍とご健康をお祈りしております。

お世話になり、本当にありがとうございました。


Thank you very much for everything.

Best wishes to all of you.


辰己恵理


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# by connection-eigo | 2018-09-01 21:11

朝日カルチャーセンター中之島教室『英語で学ぶ日本文化』Aug 2nd, 2018

8/12のお盆は如何お過ごしでしょうか?暦の上では立秋。まだまだ残暑は厳しいですが夕刻の空を眺めると、秋を少し感じる時節となりました。173.png

さて、前回は約1ヶ月遅れて7月のミニプレゼンをブログにアップしました。今回のブログは8月2日分の受講生の皆さんのミニプレゼンをご紹介します。
本日もお一人体験の方がクラスに参加されました。有難うございます174.png


こちらが8月の私の机の上に並んだお菓子です。
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皆さん、いつも有難うございます。
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8月の旬の和菓子は向日葵🌻です。
そして、M氏は7月にロシアに旅をされました。ロシアからのお土産です。
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チョコはロシアで作られたものでなくベルギーとフランス産だそうです。

さて、8月は色々な行事があります。
8月6日は広島での原爆記念日で9日は長崎。8月15日は終戦記念日です。
この時期は終戦の日本についてのドキュメンタリー番組が放送されます。NHKのドキュメンタリー『''駅の子''の戦い〜語り始めた戦争孤児〜』が今放映されています。
終戦後の話は母から話を聞いたことがありますが、この番組を見ていると戦後の日本にはこんなに多くの戦争孤児がいたのだと。国自体が貧困に喘ぎ、ひとりひとり自分が生きるのに精一杯。このような体験をされた方は現在80歳を超えた方々。路上生活を経験した孤児たちは、過酷な経験をしてきており、多くの人はそういった過去をひた隠して生きていらっしゃる方も多くおられます。

終戦を迎えて今年で73年が経ちました。しかし、ようやくこのような方々が語り始めました。戦争を知らない世代がこの日本を担っていくわけですが、改めてこういう方々のお話しに耳をしっかり傾けることが大切だと思います。

S氏も6歳のころ、広島に住んだ経験があり、戦後の日本について、少しお話ししてくださいました。終戦の日が6歳だったということで、昭和天皇がラジオで終戦の詔書を読み上げた時の事は今も鮮明に覚えてらっしゃるとのことです。今も世界では内戦が勃発している地域が多くあります。世界が大きく変動している現在、日本はどのように世界に発信していけることがあるのでしょうか?

まず始めにS女史のミニプレゼンを紹介します。今回は天声人語からです。101.png
うなぎについて・・・。ニホンウナギが絶滅危惧種であるということ。今年も養殖用の稚魚がとれず、値段も上がるばかり・・・。M氏によると値段が(うなぎ?)上がりになり、消費者が購買を控えて養殖業者は売れずに反対に困ったそう。天声人語でのコメントは、好きだからこそ控える。そんな姿勢もあっていいのではないか?
さて、筆者曰く、土用鰻に変わるものは何がいいか?土用卵、土用蜆、土用餅か。147.png
さて、土用は英語でDogs Day (ちょっとピンと来ませんが)
面白いサイトを見つけました。ご興味のある方はこちらをクリック。

S女史、今回も素敵な絵葉書を描いてきてくださいました。110.png
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次にS氏のミニプレゼンです。109.png

前回に続き建築へ向かう旅です。積み上げる文化と組み立てる文化。西洋では昔から日干しレンガや石材を積み上げていく組積工法が発達しているのに対し、日本や東南アジアでは昔から木造軸組工法が発達した。前者が壁の建築ならば後者は屋根の建築であるという。室内は1室住居で間仕切るのではなく、屏風や衝立や几帳などを使っての軽い仕切りとなる。一つ屋根の下の理論は、文化面からも見ることができる。神と仏を一緒に祀る。ポークカツレツをとんかつに、ラーメンやカレーライスを日本食にアレンジし、日本語をみると大和言葉と中国語を共存させた二重構造の現であり、最近ではカタカナを用いての表記が多い。屋根の内にいる者と外にいるものとで『身内』と『他人』あるいは『家』と『世間』という関係がうまれるという。西洋では、このような概念は気薄である。厚い壁は音を遮り、一目を遮るそこには個人だけが存在し、個人の思想が育つ。という内容。非常に興味深いですね。西洋と一口にいってもどこが対象かとなるところなのですが、私の知る限り、英国やドイツ北欧といった国々では個人の意見を尊重します。幼少のころから自分の部屋が充てがわれ、親と離れて寝るというのが基本となります。146.png

S氏のコメントのように。建築からみた文化論は非常に興味深いものがあります。すでに廃刊のようではありますが、中古本として出ていたので、購入しました。関東から戻ったら本が届いているはず!わたしもこの本を読んでみようと思います。101.png
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Y女史は現在兵庫県立美術館でのプラド美術館展についてお話しされました。主題別に7つの章で展示されていて、主にベラスケスの作品を中心に17世紀のスペインの黄金期の宮廷美術を観ることができるとのことです。Y女史の心残りは何の準備もせずに美術館を訪れたことだそうで、夏休みが終わったら改めて足を運びたいとのことです。こちらの特別展は10月14日まで開催されているので、私も時間を作って訪れたいと思います。
こちらのプラド美術館展についての詳細はこちらをクリックください。

ちなみに兵庫県政は150周年を迎えるにあたり式典が行われました。なんと、初代兵庫県知事は伊藤博文だったそうです。146.png
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次にM氏。父親と育児の仕事についてです。日本経済新聞7/21の夕刊記事からです。育児に参加したいと考える男性が増える中、政府は男性の育児休業取得率を2020年までに13%に増やすことを目標としたそうです。2017年度の数値はこの目標値よりもはるかに程遠い5,14%。やはりまだまだ、男性の育休取得については社会全体的に浸透はしていないようです。柔軟な制度の導入が計画される中、そのお手本となる事例が三重県とのことです。なんと、同県の男性職員の2017年度の育児取得率は25%!これからどんどんと働く場が多様化していく日本は人手不足をどう解消していくかも大きな課題となっていきます。さて、英語で女性の育休はmaternity leave173.png男性の育児休業はpaternity leaveと言います。

来月M氏のプレゼンは極東ロシア旅行報告についてです。プロジェクターを用いて、ハバロフスクからウラジオストクまでのシベリア鉄道の小旅行について語ってくださいます。楽しみです。101.png

次回の講座は9月6日です。どうぞ良いお盆をお過ごしください。 (T.M)



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# by connection-eigo | 2018-08-12 23:35 | プレゼンテーション