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先週末から昨日にかけて冷たい週末となりました。でも時折雲から顔を出す太陽の日差しはすっかり春を感じさせる時節となりました。
先週の木曜日は朝日カルチャーセンターでの月1回の講座の日でした。今回は体験の方がお一人クラスに入られました。
今月の私の机は・・・。101.png
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いつも美味しいお菓子有難うございます。111.png 2月のお菓子は、やはりバレンタインデーということでチョコレートが主流のようです。さて、和菓子では?? 調べたところ、鶯餅椿餅がこの時期の菓子のようです。

2月は如月、でも他の別名も沢山あるのですね!M氏が白板に記してくれました。Thank you!
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この日のトッププレゼンターはA女史です。タイトルは『能と共通語』。能はおよそ650年前に生まれた古典演劇です。そして現存世界最古と言われているそうです。時代と共に、社会が変われば道徳観念も変わる、芸能は時代と共に新しいものに変わっていくのという運命にあります。そんな中、能は650年もの間、舞台・台本・能面・装束・演出・楽器・作曲や振り付けそしてセリフの発生や発音まで昔の面影を色濃く残し、今に伝承されている演劇だそうです。146.png

3代将軍家光の時代ごろから能は、日本語という共通語を確立するのに大きな土台となったそうです。当時の日本には地方の方言以外共通語は存在しなかったそうです。
能は武士が正しい発音、豊かな声量、優雅で荘重な身のこなしをつけるための教科書、つまりは『支配者の芸能』として発達していったようです。また能は文章・演出などの勝手な変更は禁じられ、『進化をきんじられた演劇』となっていったそうです。最後に侍の言葉が堅苦しくやや仰々しい言葉の印象を受けるのは能や狂言の話し言葉、『手紙文』の書き言葉が取り入れられているからとのこと。この喋り方が武士の権威や威厳を表すための効果が発揮されたそうです。私は個人的には狂言がとても好きで、年に2〜3回は狂言鑑賞を楽しみます。昔、祖母がよく時代劇をみていたせいか、狂言で話されている言葉もある程度理解することが出来まが、知らない言葉や表現が沢山でてきます。コミカルな演技はテンポも非常にあり、面白く、おすすめの芸能の一つであります。101.png

次にM女史のミニプレゼンです。1/29から4/14まであべのハルカス美術館にて『驚異の超絶技巧!』の展覧会が開催されています。明治工芸から現代アートまで、数々の牙彫や七宝、木彫といった凄技の工芸作品が展示されているそうです。明治時代に入ると、今まで江戸幕府の規制の中の工芸が大きく変わりました。新しいシステムのもとより自由な発想で作品は作られていきます。1855年におけるパリ万国博覧会、数々の日本の文化や美術が欧州に紹介されたと同時に、日本の芸術家も洋画の技法などを学んでいくキッカケとなりました。当時、浮世絵がフランスの画家の間で脚光を浴び、japonismの到来です。浮世絵に青磁器、そしてなんとメタルワークもそのうちの一つで19世紀後半のアールヌヴォーに影響を与えたそうです。
パンフレットを一部いただいたのですが、遊び心があって、細工が非常に細かい!146.png 私も開催中、是非、展覧会を訪れたいと思います。101.png
次に、M氏・・。タイトルは『七福神』。先月の7日に阪急電車主催の阪急沿線西国七福神福めぐりに参加したM氏。なんと毎年この七福神めぐりにお詣りされるとのこと。146.png 日々からウオーキングを日課とされている同氏、7.7kmのこの徒歩コースは、朝飯前といったところでしょうか。私も阪急沿線に近いところに住んでいるのですが、こんな面白い企画があったなんて、知らなかった146.pngです。
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日本からもとからある神に仏教の影響を受けた神々(もしくは仏)はインドが発祥、そして中国の道教を受けてここ日本に到来した神々。恵比寿天、大黒天、毘沙門天、弁財天、寿老人、福禄寿、布袋尊の7福神です。
7社参拝すると色々グッズももらえるみたいで楽しそう!期間限定なので、ご興味のある方は阪急沿線情報をチェック!次回は来年1月ですね。102.png

A女史は、M氏に少し関連のあるミニプレゼンを発表してくださいました。Buddhist Deities ~テンブ天部~です。日本には数多くの神々がおります。八百万の神に仏教の如来に菩薩etc.,ここでY女史が紹介してくれたのは、天部の神々です。先程のM氏のミニプレゼンで説明があったのですが、七福神は、インドや中国そして日本の神々があります。その中で恵比寿だけが、神道オリジナルの神となります。
天部の神々は仏教カタゴリーに属します。三角形のヒエラルキーのように、トップは如来グループ、次に、菩薩グループ、3番目は明王部そして4番目に天部のグループが来ます。天がつく神とは、帝釈天に毘沙門天、七福神もこちらのグループに所属します。私の大好きな阿修羅もこちらのグループとなります。天部に所属する神様は、仏教の守護神とでもいったら良いのでしょうか。A女史は詳しく、天部の神々について説明をしてくれました。こちらの神々は、プライドもあり、嫉妬心もあり、怒りもあり、人間のような煩悩を持っています。まるでインドの神々のようです。(ギリシャの神々にも共通するところも多いにあり!)興味深いのは、天部の神は不滅ではないこと・・、です。

今回はpart❶と❷に分けて受講生の皆さんのミニプレゼンを紹介しています。今回は4名分をアップしました。次回も乞うご期待101.pngください。169.png





by connection-eigo | 2019-02-13 22:49 | プレゼンテーション

早いもので2019年が明けて1ヶ月が経ちました。(早いですね!)146.png でも旧暦ではこの時期が新春となります。本日、2/4は立春179.png。今年の春節は明日の5日となります。日本では、明治6年以降新暦を主流として新年がお祝いされるので、旧暦でお正月といわれてもぴんとこないのではないでしょうか。
まだまだ寒い日は続きますが、太陽の日差しも次第に強くなり、日も長くなり、春の気配を感じる時節となりました。178.png179.png

今年初めての朝日カルチャーセンター『英語で学ぶ日本文化』のブログとなります。前回の講座は1月10日、ちょうど十日戎の日でした。169.png

新春の菓子はやはり花びら餅
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このお菓子が店頭に出回ると、新しい1年の訪れを感じます。
そして今年第1回目の講座の私の机は・・・。
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こんな感じです。113.png 受講生の皆さん、いつも有難うございます。

今回のトップバッターはS女史。恒例の天声人語。今回はどの記事を選ばれたのか、毎回楽しみになってきています。記事が掲載された日付は2018年の12月8日。この日の77年前は、日本軍が米ハワイの真珠湾に奇襲攻撃をした日で続いてマレー沖で英戦艦を沈めた日。『僕の昭和史』の著者である安岡氏によると、日本がアメリカと戦争して勝てるとはおそらく誰一人とおもってはいない、にもかかわらず現にその戦争が行われていて、その戦争が現に行われているにもかかわらず、僕らは少しも驚いていないこれはどうしたことだろう。と綴っている。という始まり。今年は日本にとって平成が終わるという年。戦後の日本そして、30年の平成の年を振り返って
書かれた天声人語のように思えます。日本に限って言えば、平成(あと2ヶ月ほどありますが、)は、自然災害は非常に多い時代でしたが、戦争のない時代でした。付け加えるなら、戦争のない時代でした・・・・。と、文末の通り、どうも後味のスッキリしない、終わりとなりそうです。日本に限らず、世界的に国家主義に傾いてきている近年。記事にも書いてありましたが、非難の言葉が目立ち、起こらないはずの戦争がおきてしまうぐらいのなんだか、きな臭さ感にあふれています。天声人語の最後のくくりは、『外国や外国人への敵意をあおる政治家ばかりが、世界で目立つようになってきた。冷静であることが今ほど求められる時はない。』戦後、74年を迎える今年。日本はこれからどんな方向へ、そして世界はどう変わっていくのでしょうか。大きな課題が残ります。

S氏のトピックは『猪について』です。落語の好きな同氏は猪にまつわる上方落語『池田の猪(しし)買い』について紹介してくださいました。猪肉は冬に美味しくいただくことのできるジビエ。111.png なんと縄文時代から食されていた食材だったそうです。野菜、根菜、きのこ類、芋類やこんにゃくといった具材を猪肉と一緒にして鍋で食べるのが『ぼたん鍋』でぼたんの名は使われる猪肉を薄切りに牡丹の花に似せて皿の上に盛り付けることに因んでいるそうです。私の亡くなった父は丹波篠山出身で私が幼少のころ、篠山に行く度に猪肉を食べに連れていってくれたことを思い出します。
ところで、S氏は本年は傘寿を迎えられるとのこと。常に真摯に学ばれる姿勢を崩されず、勉強家なS氏。174.png本 当に私がインスパイアーを受けている感じでございます。おめでとうございます。

A女史は京都御所の西側の烏丸通に沿いに位置する神社で、平安京の建都に貢献された和気清麻呂公をお祀りしているそうです。この護王神社はいのしし神社と言われていて、狛猪が奉納されています。境内の周りにはかりんの木が植えられ表門をくぐると霊猪像が2対拝殿の両脇に。(とても愛嬌のある顔をした猪です!113.png)今年は亥年、多くの参拝者がお参りに訪れたようです。
M氏のみにプレゼンは『風邪知らずの冬に!』冷えは万病のもと・・。その通りです。特に女性はよくこの冷えに悩まされます。137.png 体が冷えると血液循環が滞ります。そうすると内臓が冷えてしまうとのこと。人の内臓の適温は37~38度と言われているそうです。この温度を保つには内臓を冷やさないことが大切。体の中から温める食材、そして積極的に体を動かすことが大切169.png ちなみにこれは私からの追加情報なのですが、先日『ちこちゃんに叱られる』の再放送が仕事に出かける前にちょうどテレビで流されていて、これがなかなか興味深いトピック。こたつにはいるとなぜ眠たくなるの?というお題。なんと私も驚いた146.pngのですが、こたつにずっと入っていると、手足には熱がいくのですが、体内の温度はなんと下がっていくそうです。そして脳の熱も下がり、その為に眠たくなるそうです。体の温度調整もできなくなり発汗を起こして、そのまま寝てると風邪をひく原因にもなるそうです。小さいころよく言われました。『おこたで寝ちゃうと風邪ひくよ!』と・・。(ちなみに私はおこたで寝てひどいやけどをおいましたが・・・。149.pngいまとなっては笑ってはなさるのですが・・。)さて、おこたから出て身体を動かそう!!166.png

話が脱線しました。M氏のミニプレゼンに戻りましょう。体の中から温める食材は、人参、ごぼう、生姜、ニンニク、ニラ、みょうがにセロリ、葱と玉ねぎ。お料理としては、鍋料理、おでん、生姜入り粕汁に甘酒、ゆず茶には蜂蜜とゆずを入れると体がポカポカ101.png 

Y女史は『京の冬の旅』というパンフレットを持ってきてくださいました。非公開の文化財の特別公開の案内であったり情報満載です。因みにインターネットからも検索することが出来ます。リンクが未対応なので、こちらにはることは出来ないのですが、『京の冬の旅』で検索してみて下さい。
今回はY女史は慈照院について紹介してくださいました。こちらのお寺は臨済宗相国寺派に属し、もとは大徳院と称したそうです1490年に足利義政の塔所影堂となり、その法号より慈照院としたとのこと。当院第7世の国師は千宗旦(利休の孫)とも交流があり茶室頤神室は宗旦との合作で「宗旦好みの席」とも呼ばれて、床には宗旦に化けた狐の伝説で知られる「宗旦狐」の掛軸が床の間にかけられているそうです。
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I女史は平等院についてミニプレゼンをされました。世界遺産に登録されている平等院。是非見ていただきたいのがmずこちらのホームページです。とても綺麗なホームページです!113.png

京都府宇治市にある藤原氏ゆかりの寺院で平安時代後期に建立されたお寺です。建築物も素晴らしく、また寄木造で造られた阿弥陀如来坐像は仏像のなんとも美しいフォーム。阿弥陀さんを囲っている52躯の菩薩もこれまた美しい。他には絵画や庭園等そして博物館もあるので、仏教美術愛好家には必ず訪れなくてはいけないお寺の一つです。177.png177.png

次回の講座は2月7日です。皆さんのミニプレゼン楽しみにしています。101.png (T.M)

by connection-eigo | 2019-02-04 23:35 | プレゼンテーション