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朝日カルチャーセンター中之島教室『英語で学ぶ日本文化』Dec. 6th, 2018

2018年、泣いても笑っても(私の場合は焦ってる感じでしょうか・・・105.png)もう残すところ12時間あまりとなりました。146.png

年が変わる前に12月6日の朝日カルチャーセンター中之島『英語で学ぶ日本文化』の受講生の皆さんのみにプレゼン紹介のブログを書き終えておきたいと思います。
(今回は私のスマホなど持っていくのを忘れたので残念ながら写真をのせることができませんでした。140.png)

今回は少し短い目にさせていただきますのでご了承くださいませ。

今回のトップバッターはS女史です。『天声人語』はゴッホについて。ゴッホといえば、強烈な個性をもった19世紀のアーティスト。自分の耳を切ったことでも有名であります。
有名画家の絵を模写したり、またゴッホは当時のジャポニズム、浮世絵にとても興味たありました。ビビッド色と斬新な筆使いは、人間臭ささえ感じます。
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さて、人工知能(AI)が男性の肖像を描き、ニューヨークの競売で4800万円の値ががついたそうです。146.png
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これからはどんどんAIが進化していく時代に入っていきます。もう人間の手間は要らなくなっていく時代がくるのでしょうか。今回の天声人語ではそういったAIのこれからのあり方の問いかけであるように思います。AIの画像に欠けるものがあるとするならば?それは『情念』である。と記事は表現していました。今の御時世、人間との関わりかたもどこかマニュアル通りで無機質。教育を仕事としている私の場合、とても最近感じるのは、偏差値であったり学校のブランドのみが重要視されている日本の教育。しまいには先生もAIになる日が来るかもしれません。146.png

次にS氏です。『日本刀』についてです。同氏は日本刀にご興味があるということです。今年の秋も京都国立博物館で『京(みやこ)のかたな』という展覧会が開催され、なんと、8割のビジターが女性というぐらい、現在刀ブームのようです。S氏のプレゼンで紹介があったのですが、日本刀は美術品としての価値が高く、武器としてでなく日本人の精神世界にも深く関わりがあるということです。鉄という素材が鍛え抜かれ研ぎすまされ、神秘性をまとった特別な存在になっていったそうです。
最後にS氏はルース・ベネディクト著の『菊と刀』のある箇所を抜粋して紹介してくれました。それが以下の内容です。
『各人の魂は、本来は新しい刀とおなじように徳で輝いている。ただそれを磨かずにいると錆びてくる。この彼らのいわゆる「身から出た錆び」は刀の錆と同じようによくないものである。人は自分の人格を刀と同じように錆びつかせないように気をつけなければならない。しかしながら錆が出てきても、その錆の下には依然として光り輝く魂があるのであって、それをもう一度磨きあげさえすればよいのである。』174.png第10章『徳のジレンマ』より
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M氏はきよしこの夜についてです。今年の12月で初演されて200年を迎えました。オーストリアの小さな町で、1818年に作詞されたポピュラーなクリスマスキャロルだそうです。1859年に英語訳がでたそうで、現在140言語で歌われている大変有名な歌です。
英語歌詞がとてもメジャーなのですが、日本語の歌詞、とてもきれいですね。
静かな夜、聖なる夜、処女なる母子のまわりは、すべてが静まり返って澄んでいるとてもやさしく穏やかな聖なる幼子は神々しく平和に眠っている、神々しく平和に眠っている。
最後にM氏はハーモニカでSilent Night をふいてくださいました。せっかくなので、その伴奏に合わせて皆さんと歌いました。173.png

M女史ははじめての日本でのベートーベンの交響曲第9番の日本初演について紹介してくださいました。1918年(大正7年)6月1日に、徳島県の現在は鳴門市にあった板東俘虜収容所で、ドイツ兵捕虜により全曲演奏がなされたのが、日本における初演とされています。また、日本での第九にまつわる背景も紹介していただきました。日本ではすっかりおなじみとなった第九、大阪では12月の初めの日曜日に、サントリー1万人の第九として大阪城ホールで毎年開催されます。今年は第36回目を迎えました。

A女史は大和言葉と漢字についてミニプレゼンをされました。漢字には音読みと訓読みがあること。漢字を古代中国から輸入した日本は記号のように使いましたが、やがて、日本独自のスタイルを見出していきました。A女史曰く、漢文訓読体と万葉仮名を融合させたようなものが微妙な日本語のニュアンスを伝えることができるようになったのではないかと、また漢字を受け止めるだけの能力が大和言葉にあったということで、私たちはもっと誇りに思うべきだと思うと伝えられました。174.png

Y女史はフェルメールについてNew York Times 12/3付けの記事について紹介されました。彼の作品の中で、最も傑作とされる絵画は''Girl With a Pearl Earrings''です。なんと、The Mauritshuis Museumが、Google Ars&Cultureとチームを組んで、フェルメールの作品をアプリでみることのできるVirtual Museumを作るそうです。146.png 楽しみですね。さて、フェルメールですが、来年、2月16日より5月12日まで大阪私立美術館にてフェルメール展が開催されます。

A女史はなぜ、写真に写る際にピースサインをするの?という疑問についてミニプレゼンをしてくださいました。日本のVサインの歴史について、巨人の星1966が初めだそうです。サインはVはなんと1969年。次にアメリカ人の1歳のスケーターJanet Lynnが札幌で1972年に開催されたオリンピックでVサインをお披露目したそう。これまた懐かしい、1970年代は井上順のコニカのCMでVサイン!110.png
''V'' is for Victoryそして ''V''is for Peace. の意味が隠されていたのですね。101.png

最後はJ女史、『般若心経』についてお話しされました。残念ながら時間があまりなく、134.png もうかなり駆け足気味で申し訳なかったのですが、非常に興味深いミニプレゼンでした。般若心経はお経でありますが、ここには大きな哲学が隠されているのです。「空」とは、すべての存在は因縁によって生じたもので、実体のないものであるとする思想のこと、「般若」は智慧や悟りを指すことだそうです。
般若心経はたった300字ほどと短いお経ですが、内容はかなり濃ゆいです。先月の終わりに高野山にいった際、般若心経を唱えるお坊さんや巡礼の方がたくさんいらっしゃいました。
時間があれば改めてゆっくりときいてみたいJ女史のミニプレゼンであります。

次回の講座は1月10日です。101.png
皆さんどうぞ良い年末年始をお過ごし下さい。





by connection-eigo | 2018-12-31 11:52

特別講座『くりすますあれこれ』

12/22土曜日、MUSEみてじま校にて、特別講座 Le club『くりすますあれこれ』を開催しました🎄ちょうどこの日は冬至の日だったので、初めのイントロダクションに日本での冬至の慣習を紹介して、それからクリスマスについて英語で一緒に読みました。クリスマスというと、イエス・キリストの生誕を祝う日で、キリスト教徒は教会でミサに出席する・・・、というイメージが先にきます。実際、クリスマスは宗教的な祝祭ではありますが、私たち日本人がお正月に家族団欒に過ごすのと同じで、クリスマスは美味しいご馳走を食べて、プレゼント交換をしたりなどとゆっくりと過ごす日でもあるのです。🎁173.png

先ほど冬至について触れましたが、古代ローマやスカンジナビア地方などでは、この時期に祝宴が行われました。例えば、気候的に近くて農耕民族である古代ローマは、私が思うに、日本の暦のサイクルが非常に近いものがあるなあ〜と思っています。174.png 古代ローマでは冬至の時期にサツナリアというお祭りが行われました。農耕の神であるサターンを讃えるためのものです。日本も江戸までは旧暦を使っていたので、冬至ごろが新嘗祭にあたりました。新嘗祭は新米を神様にお供えして来年の豊作を祈願するお祀りごと。(今は勤労感謝の日)

またスカンジナビアでは、冬至の時期は暗黒の闇の世界。大きな切り株を家に持ち帰ってこの切り株の火が消えるまで、光を灯したりまた篝火を起こしで、踊ったり、祝宴をしたりして、太陽の再来を願ったそうです。Yule logというのですが、違う名称で、よく知られているのは、Bush de Noel. 切り株を型どったケーキは、クリスマスの定番です。157.png

次に、クリスマスのシンボルについて5つほど紹介し、由来についてお話ししました。あまり時間がなかったのですが、英国のクリスマスについてほんの少し触れました。🎁

さて、この度、クリスマスティーとシュトーレンを参加者の皆さんにお出ししました。このシュトーレンは山口に住む私の友人夫婦からです。毎年、美味しいシュトーレンとパンを送ってきてくれます。今年は、このシュトーレンを皆さんに召し上がっていただきました。101.png

師走の慌ただしい時期に特別講座にご参加いただきありがとうございました。
Happy Holiday! 🎄
(T.M)

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by connection-eigo | 2018-12-23 18:13 | イベント

発音クリニック

まずは生徒さんの苦手な発音についての質問から始まります。
生徒さんのくせを見つけて、口の形や舌の位置などを細かく指導しています。
tongue twister(早口言葉)や会話でよく使われる表現をふんだんに練習しながら、
自然なストレス、イントネーションを身につける講座です。トマス先生の明瞭
な発音は生徒さんがたに好評を得ています。まずは生徒さんの苦手な発音につ
いての質問から始まります。生徒さんのくせを見つけて、口の形や舌の位置な
どを細かく指導しています。tongue twister(早口言葉)や会話でよく使われる表
現をふんだんに練習しながら、自然なストレス、イントネーションを身につけ
る講座です。
トマス先生の明瞭な発音は生徒さんがたに好評を得ています。
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by connection-eigo | 2018-12-20 12:39 | Connection

Cafe@Connection

今回のcafe@connectionでは、ロンドンへの旅行から戻られ参加された生徒さんの滞在を記した英作文の添削から始まりました。イギリス英語とアメリカ英語の違いで話は盛り上がり、最後はもうすぐやってくるクリスマスに何を食べるかの話で盛り上がりました。終始笑いの絶えない2018年最後のカフェになりました。

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次回のCafe@Connectionは1/9(水)14:30-15:30です。



by connection-eigo | 2018-12-17 14:36 | イベント

朝日カルチャーセンター中之島教室『英語で学ぶ日本文化』Nov. 1st, 2018. Part ②

師走月に入りました。146.png私ごとですが、昨日12/1に、私の教室の今年の大きな行事が終わり、少々ほっとした気分です。

11月中旬週末は、所用の都合で別府に。そして先週末は、東京から来てくれた友人と、およそ4昔前(?)に訪れた高野山に行きました。噂の通り、146.png 南海電鉄が極楽橋に近くなると、車内アナウンスが日本語、英語そしてフランス語になります。高野山はフランスを中心に欧州から来られる観光客の方が多いようです。
さて、11月も下旬を迎えると、高野山の気候は寒く、朝早い空気は、キリッとしていて、自分自身の精神をシャキッとさせてくれる時間でありました。
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では前回の続きで、今回はpart2です。173.png173.png173.png

S女史のプレゼンから紹介します。今回の同女史の天声人語は、次のような話に始まります。ある男性が卒業した高校の近くにあった大クヌギの木が伐採されることを知り、その木を見に行ったところ、瀕死状態であったそう。根元に転がっていた実をいくつかポケットにいれ持ち帰り、ベランダの鉢に植えてみたところなんと、半年後に黄緑色の目が顔をだ出しました。彼の娘さん、生後まもなく脳が難病に侵されていて、長い手術に、つらいリハビリの後、元気な女の子に育っており、この大クヌギと娘さんの生命の力強さやしなやかさについて書かれたものであります。S女史、この天声人語を読んでくぬぎの木が見たくなり、門真市は三島神社にある薫蓋樟を見に行かれました。写真を見せていただいたのですが、神社の後ろに大きくそびえ立つ木はなんと30メールの高さ。枝は東西合わせて40メートルだそうです。樹齢は1000年だといいます。146.png 平安時代におよそ8ミリの小さな種が木から地面に落ちて、それから今に至るそうです。S女史はこの木をみて生命のミラクルを感じたとお話くださいました。
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木に関連することで、先ほどの高野山の話になるのですが、この度、樹齢を重ねた多くの木々を通りくぐり、時代の空気をいっぱい吸ってきました。そびえ立つ木々を前にすると自分のちっぽけさを感じます。残念なことに、9月の台風の影響で多くの倒木も目にしました。力みなぎる生命力、その一方でいつかは、生命のともしびが消えていく木々であります・・。でもこの天声人語の男性のお話のように、新たな息が吹き込まれて引き継がれていく木もあります。そして、これはS女史が感じた、生命力とはミラクルなものであります。177.png

次にS氏のお話についてです。タイトルは『古典の日』です。皆さん、古典の日をご存知でしょうか?S氏によると、この日は2008年11月1日に開催された源氏物語千年紀の記念式典において提唱され、2012年9月に『古典の日に関する法律』が成立し、正式に日本の記念日となったそうです。但し、祝日にはならなかったそうです。(こんなお話全く知りませんでした・・・。116.png) 京都市では行事として、全国朗読コンテストが催されるそうです。S氏曰く、この記念美はそもそも京都の再財界を中心とする人が提唱したそうで、全国的な広がりはあまり期待できない感じがするそうです。
古典の日は源氏物語の存在が確認できる最古の日付が西暦1008年の11月1日にちなんでいるそうです。学生時代に学校の授業で『源氏物語』を読み、成人してから教養を養うため最後まで読もうと何度かトライするものの、途中で断念・・。(もちろん原文ではありません。) 日本語の現代語訳作者は与謝野晶子、谷崎潤一郎、戦後になると田辺聖子、瀬戸内寂聴ほか、名前が挙げられます。S氏も完読はされていないということで、どういうわけか胸をなでおろす。(?154.png)同氏がコメントするように、私も完読できない一つの理由として、源氏物語が長編の恋愛小説だからかもしれません。最後にS氏はこのミニプレゼンで、古典の作品をゆっくり読んでいこうと思っていると話してくださいました。さて、なぜ、古典を読むべきなのか?ということで、岩波新書から出ている『日本の古典』著者:山口仲美にその理由が述べられているそうです。
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まず一つは、相対化する目を養うこと。そして、次に、創造性の芽を育むことだそうです。日本の古典は30作品とのことで言葉に霊力や宿る奈良時代から、貴族文化の華が咲く、平安時代乱世を生きた人がかたる鎌倉・室町時代庶民が楽しむ言葉の世界は江戸時代。さて、皆さんはどの時代の作品に興味を持ちますか?

最後にM氏のミニプレゼンは、没後30年小磯良平展 副題 『西洋の憧れと挑戦』です。同氏は10月中旬に神戸市立小磯記念美術館に足を運ばれました。彼のの作品は堅実な色彩・構図に特色があり、また優れた女性の肖像画を描くことを得意としたとのことです。M氏のイメージでは、暗い絵を描く人のイメージしかなかったそうです。しかしながら今回展示された作品を見て、素晴らしさに驚いたそうです。1903年(明治36年)に神戸で生まれ、1927年に東京美術学校卒業後、欧州で西洋美術を研究し、帰国後は神戸にアトリエを構えて、作品制作を始めたそうです。M氏は何点かの彼の作品を紹介してくれました。小磯良平についての詳細はこちらをクリックください
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私もこちらの展覧会にどうしても足を運びたかったのですが、残念ながら、時間的に余裕がなく断念してしまいました。ただ、神戸に美術館があるので、是非来年の初夏の頃に訪れたいと思います。(現在工事中につき閉館しています。)

そのかわりと言っては変なのですが、現在、京都国立近代美術館にて『没後50年 藤田嗣治展』が行われているので、仕事の帰りに立ち寄りました。
10月にNHKで同画家のプログラムをたまたま見て、勿論彼の有名な乳白色の下地の技術もあるのですが、それよりもこの時代に生きた画家の人生についてとても興味を持ちました。作品を見終わった後、ミュージアムギャラリーで1冊を本を購入しました。
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夏にはちょうど大観の作品も見にいきました。この本を読み、時代背景を知ることで、各々の作品が持つ意味を知ることができたように思います。横山大観もフジタも人生の段階において、絵のスタイルが変わります。これはどんな画家もそうなのかもしれません。そこに隠されたメッセージを知ることで、絵の見方が大きく変わってくると思います。私は古典美術に興味があり、今まであまり、日本の近代美術の作品に興味を持ちませんでした。しかしながら、今回、改めて色々と知る機会ができたと思います。
小磯良平も明治生まれなので、激動の時代を生きてこられた画家であると思います。きっと色々なストーリーが作品毎に託されているのでしょう。来年は必ず訪れよう、小磯記念館。174.png


追伸:11月後半、和菓子屋さん、仙太郎で、お火焚き饅頭を発見!残念ながらこちらは11月の菓子なので、次回は持っていくことが出来ません。来年までお預け状態(!?)149.pngですが、写真を撮りました。
(写真だけで恐縮です・・・。)
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次回の朝日カルチャーセンター中之島校での『英語で学ぶ日本文化』は、12月6日です。今回が今年最後の講座になります。どうぞよろしくお願いいたします。 (T.M)




by connection-eigo | 2018-12-03 00:30 | プレゼンテーション
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