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カテゴリ:プレゼンテーション( 35 )

早いもので2019年も半年が経ちました146.pngそして、令和元年を迎えて昨日で1ヶ月・・・。あれよあれよとしている間に月日が経ってしまいます。英語では簡単にTime Flies!

5月の朝日カルチャーセンターでの講座の受講生の皆さんのミニプレゼンをブログにてアップしたいと思います。169.png5月の講座はゴールデンウイーク明けの5月9日でした。

私の机の上は・・・、
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様々なお菓子でワクワクしてしまいました!113.png

そしてブログ用にと、S氏が和菓子を提供してくださいます。5月は、なの如く
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五月(さつき)の玉です。
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スペインに行かれたM氏・・・。

いつも受講生の皆さん有難うございます。101.png

けっしてお菓子だけではありません。皆さんがプレゼンに準備されてきた資料も素晴らしいです。101.pngミニプレゼンの醍醐味は、知識を広げることにあると思います。私たちは日々の生活において、自分の関心のある事柄のみしか情報としてキャッチしない傾向にあると思います。
あまり知らないこと、興味のなかった分野を知るキッカケ作りになるのがこのミニプレゼンだと思います。このキッカケを機に、さらに調べてみよう、学んでみよう!という好奇心や無限の学びがとても大切ではないかと思います。
毎回、受講生の皆さんがどんなトピックについてお話ししてくれるのか、こちらもドキドキワクワクです113.png

本日のトップバッターはM女史です。美術が大好きな同女史は、東京にて一足早く「トルコ文化年2019トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美」の展覧会に。

オスマン帝国時代に宮殿として建設されて、共和国建国後に博物館となったトプカプ宮殿が所蔵する、宝飾品や工芸品、食器や武器、書籍などが展示されているそうです。

チューリップと聞くと、オランダをイメージするのですが、なんとチューリップは元々は中央アジアに由来するそうです。146.png オスマン帝国の美を華やかに彩ったのが、チューリップ。1000ADにはトルコ人によって栽培されていていたそうです。トルコ語でラーレと呼ばれるそうで、綴の文字配列を変えると、イスラム教の神”アッラー”という言葉になり、さらにアラビア文字で表記された「ラーレ」を語末から読むと、トルコ国旗のシンボル”三日月”という言葉に変わるチューリップは、神聖な花としてみなされています。16世紀にオランダにこのチューリップがもたらされました。(ちなみに日本に輸入されたのは18世紀)

これは私の話になるのですが、塩野七生さん著の「ローマ人の物語」を読み終えた後、「ローマ亡き後の地中海世界」を読んでいます。まさしく中世から近代史におけるキリスト教世界とイスラム教世界なによりも、当初大きなパワーを持っていた、オットマン帝国との関わりについて書かれています。例えば、交易というキーワードを聞いたときに、実は、その背景には色々なストーリがあるわけです。そういったことがイメージできてyり一層その時代の歴史や地理学に興味をもつことができ、なによりもオットマン帝国を実際もつと知ることのできる機会だな、と思います。今月の6/14から7/28まで京都国立近代美術館にてこちらの展覧会が開催されます。是非訪れたいと思います。ご興味のある方は
次にA女史のミニプレゼンです。Bamboo shootについてです。5月というとたけのこの美味しい時節です。たけのこは古来から愛され続けているお料理。このたけのこに関する、お料理のレシピ本が江戸時代に初めて刊行されたのこと。ご存知でしたか?たけのこは食物繊維を多く含んでいるので、便秘解消にいいそうです。146.png たけのこを食べる慣習は古代中国の時代からあったようで、古事記にもたけのこについて書かれているそうです。イザナギが亡くなった妻の死を受け止めることができず妻のイザナミに会いに黄泉の国へ趣ます。こちらの世界に連れ戻すため、妻を説得します。イザナミは黄泉の国の神と話をして説得するからその間こちらを振り向かないで、と言ったにもかかわらず夫のイザナギは振り向いてしまいました。その姿は、生きていた頃の妻のものではありません。あれだけみてはいけないと言ったはずなのに!裏切られたイザナミは怒り狂い、逃げる夫を追いかけ、黄泉の国へ連れ込もうとします。イザナギが逃げながら髪飾りを投げると、たちまち、山ブドウの実がなり、これを鬼女が食べているあいだに差を広げます。
それでも追いかけてくるイザナミ、今度は櫛の歯を折り取って投げ捨てると、たちまち、タケノコが生えてきて、鬼女が食べているうちにやっと振り切ることができました。古事記に出てくる、初めの野菜はたけのこ。ということでながない歴史があるのですね。
A女史は日本の文学にまつわる興味深いストーリをよくご存知でいっらっしゃいます。5月はたけのこにちなんだ古事記ストーリでした。110.png

I女史は京都は北部に位置する伊根について。京都という地名を聞くと、二条城に金閣寺などなど、歴史的建造物や町屋といった京都をイメージがあります。さて、海の京都はご存知でしょうか?最近ではすっかりおなじみの舟屋。ほんのちょっと前はなかなか観光客が訪れにくい地域だったそうです。澄んだ海の色に、濃い山の緑、空の色は刻々と変化していく伊根の町。舟屋はこんな感じ。
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1700年代に舟屋が建てられ、現在もが5キロの長さで湾に沿って230件の舟屋が並んでいるそうです。もともとはこちらの地域が出身のI女史、とても美しい景観が魅力だと伝えてくれました。こちら方面はなかなか行くことがありません。また電車ではなかなかアクセスがよくないようですが、日帰りのバスツアーとかも出ているので、是非とも出かけてみたいです。あとは、自分自身に余裕のある時間を作ることが前提ではありますが。105.png

6月1日と2日(ちょうど今頃の時間)に平安神宮にて京都薪能が行われています。薪能はその名の如く、夜間に薪を焚いて行われる能の舞。なんとも妖艶なイメージがあります。
Y女史の今回のミニプレゼンは薪能について。元々は14世紀の猿楽に由来するそうで、当時は宗教的と娯楽的の両方からでありましたが、猿楽が人気になるにつれて、ついには芸術的なレベルに到達し、19世紀に猿楽は能と呼ばれるようになったそうです。

京都薪能は1950年に、始まり、毎年開催されています。
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今回のS女史の天声人語は、レオナルド・ダ・ビンチが書き残した言葉から始まります。「影は光よりも大きな力を持っている。」影は物体から完全に光を奪うことが出来るが、光は影を追い払えない。光はどうしても影を作ってしまう。なるほど、ダビンチの絵は確かに描かれた影の深さを感じる。4月12日の天声人語は、この記事の1昨日前に初めてブラックホールの姿の撮影に成功したことと関連づけている。なんと、5500万光年を隔ててきた画像で、ほんとうに気が遠くなるし宇宙の神秘をひしひしと感じる。146.png 我々の世界は微小な星屑にすぎず、宇宙では針の先ほどにしか見えない。望遠鏡などない時代にダビンチが書いたそう。想像すること、確かめること、解き明かすこと。S女史はダビンチの作品を何枚かプリントアウトして紹介してくれました。芸術家としてのダビンチに科学者としてのダビンチ。このブラックホールの写真は、まさしく大きな影の中に浮かぶドーナツの形をした光。影は光よりも大きな力を持っている。まさしくその通り。ちょっと補足して・・。先日、湯川秀樹さん著の
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を読みました。改めて宇宙の壮大さ、また私たちの住む世界のちっぽけさを再認識。地球は宇宙の天体の中の一つで点である。そして私たちはありのようにもう粒で、宇宙規模で考えたら私たちのライフスパンはあっというま。そうやって考えていくと、世界観が変わっていくといきますね。112.png

S氏のミニプレゼンは、明恵の夢と高山寺。このタイトルを見て!しまった!!中之島香雪美術館でのこの特別展を見に行くのを忘れていた!と119.png 
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明恵上人は、19歳の修行期から58歳のまで自分の見た夢を記した夢記をたくさん残しました。夢記はしばしば夢日記と称されます。実際に見た夢や修行中の夢想や幻、朝や夜の坐禅中に浮かんだものもあるようです。明恵の活動圏は極めて限られた場所。だからこそ夢想はとどまることをしらず遠く海を渡り中国へ、仏教の聖地インドへ、時空を超えて仏の世界へはばたきました。

高山寺というと、鳥獣人物戯画。私の大好きな作品です。こちらの作品もこの展覧会で紹介されました。日本古来の漫画と称されている戯画は、今みてもとても面白くて、コミカルなタッチ。日本人はやはり昔から漫画を描くのが上手なDNAが組み込まれてるのかと思うぐらいです。
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ちょっと、この展覧会に行けなくて残念でした。119.png
こちらの中之島香雪美術館のInfo.は・・。


最後はM氏のミニプレゼンです。4月にスペインの旅に出られました。今回はサグラダファミリアについて語ってくださいました。正式な名称は、カタルーニャ語で、Temple Expiatori de la Sagrada Famíliaで、、バルセロナにあるカトリック教会のバシリカです。完成に程遠い事実があっても数少ないバジリカ教会としてユネスコの世界遺産に登録されています。ガウディは1883年に設計に着手し、4分の1を終えた1926年に亡くなりました。なんと、今年で着手136年目!です146.png
あと7年で完成予定とされています。なんと、この建設における主任彫刻家は日本人の外尾悦郎さんだそうです!こちらの建設には200人もの建築家や彫刻家が携わっています。その中でも外尾さんが最も長い期間勤務されているようで、ガウディの意思をよく理解しているとのこと。1978年に福岡からバルセロナに移ってから以来この建設に従事しておられます。
M氏、この度のスペインの旅はとても満喫されたご様子です。174.png 
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受講生の皆さん、有難うございました。 Thank you.173.png

次回は6/6(木曜日)です。どうぞ宜しくお願いいたします。 (T.M)

by connection-eigo | 2019-06-02 20:28 | プレゼンテーション

10 日間の大型ゴールデンウイークも終わりました。皆さんどのような休日を過ごされたでしょうか?104.png 5月1日は令和へと元号がかわり、各地域で様々なイベントが開催されたようです。さて、元号が変わってはじめてのブログです。110.png
私のラップトップに不備があり、ブログがアップ出来ませんでした。ようやく本日から始動しはじめました。

約1ヶ月遅れとなりますが、先月の朝日カルチャーセンター『英語で学ぶ日本文化』のミニプレゼンの紹介をしていきます。

先月の旬の和菓子は、こちらです。110.png
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桜の季節がちょうど終わった後なので、ちょっと新緑をイメージしたお菓子です。110.pngいつも有難うございます。
そして4月の私の机は・・。169.png
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受講生の皆さんいつも有難うございます。110.png111.png

M氏のミニプレゼン「桜のお花見の文化はいつ、どこで、始まったか?」179.pngです。遠い昔は花見といえば梅の花を見ることが主流でした。まさしく万葉集から出典された、令和にみられるよう、初春の花は梅の花。
嵯峨天皇が812年2月12日(新暦では3月末)に神泉苑に行幸され、その際に桜の樹をみた際に嵯峨天皇が詩を詠ませたことが花見の始まりとされています。こちらの神泉苑、4月の桜の時節には桜の花の季節限定の御朱印を押してくれるそうです。詳細はこちらをクリック。101.png

S氏のミニプレゼン「きつねとたぬき」115.png きつねは英語でFox。ではたぬきは?Racoon dogといいます。
S氏が発表していただいたように、きつねとたぬきを耳にするとカップ麺を思い出します。日本によってもうどん文化は地域によって異なります。大阪では「きつね」は油揚げをのせたうどんで「たぬき」は油揚げをのせたお蕎麦になります。

さて、たぬきは日本固有の動物らしくなんと、極東のみで生息しているそうです。先ほど紹介したようにたぬきは英語でracoon dog,じつはこれは本来はアライグマ。見た目がよく似ているからこう呼ばれるようになったそうです。

S氏はきつねに関して、日本の文化・信仰についてもお話ししてくれました。今海外の観光客から最も人気のあるスポットの一つは伏見稲荷です。きつねというと妖怪と結びつくイメージが強くありますが、江戸時代になると稲荷神が豊作と商売繁盛の神としてもてはやされるようになったそうです。101.png

S女史の今回の天声人語はIchiroについて。3月21日に引退したIchiroは大々的なニュースとなりました。あまり野球に興味のない人でもIchiroの存在はとても大きいと思います。146.png プレー年数は28年、通算打撃成績は13,553打数。4,367安打に打率は322。 私にとってIchiroは飄々としたイメージ。でも日々、努力、そしてまた努力・・。自分にとてもストイックなIchiro。なんでそこまで、出来るの?ほんとウイザードのようです。

I女史のミニプレゼンは石清水八幡宮についてです。9世紀に建立されました。歴史の深いこちらの神社。招霊(おがたま)の木について紹介しましょう。高さ20メートルになるこの樹は、日本に自生するモクレン科では唯一の常緑樹とのことです。和歌や俳句の晩春の季語にも使われているそうです。日本神話においては天照大神の天岩戸隠れにおいて天岩戸の前で踊った天鈿女命(アメノウズメノミコト)が手にしていたとsれ、古くには榊などとともに神前に供える木として用いられていたそうです。一円硬貨に施されているの図案は招霊(おがたま)の木だと言われているそうです。146.png
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石清水八幡宮についての詳細はこちらをクリックください。

M女史のミニプレゼンは曜変天目茶碗について。まず曜変天目とは? ちょうど今、滋賀にあるMIHO MUSEUMにて特別展覧会を開催中なので、ご案内したいと思います。
MIHO MUSEUM意外にも違う美術館で同時期に展覧会が開催されています。上のMIHO MUSEUMにて詳細が記されています。興味のある方は是非ご参照ください。

こちらが曜変天目茶碗です。
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中国南宋時代(12-13世紀)に、大量に焼かれた建盞のうち、窯内で偶然に美しい結晶が生じたものを指したものを言います。世界にたった4つの茶碗しか残っていないと言われ、この4つが日本に存在するそうです。これらのうち3つが国宝となっっています。室町時代には、茶碗の中で最高峰に位置付けられました。
どうしてこれらの茶碗が全て日本にあるのでしょうか?中国人にとってこのような曜変天目の虹の柄はアンラッキーとみなされていたようです。ということで、中国では発見されたものの、茶碗は割られていたそうです。美術品や工芸品はその土地や文化の違いで価値がおかれたり、そうでなかったり、色々なのですね。

最後は、Y女史のミニプレゼンです。「長楽寺」についてです。京都は東山に位置するこちらのお寺。もともとは平安時代までは天台宗でしたが、その後様々な宗派へと変わり、鎌倉時代後半に一遍上人により時宗となりました。平家物語ゆかりのこちらのお寺、季節ごとに様々な行事が行われれています。祇園からも近いので、是非、訪れてみたいお寺であります。
今月5月の講座は今週5月9日となります。皆さんのミニプレゼンをとても楽しみにしています。
Thank you and see you soon! 174.png (T.M)


by connection-eigo | 2019-05-07 15:53 | プレゼンテーション


年度も変わり、すっかり桜の美しい時節となりました。179.png4月1日は、新しく元号が発表されました。101.png万葉集からの出典『令和』。読み下せば初春の月にして気淑く風らぎ・・・。梅の咲く初春のめでたい日にそよ風が心地よく吹く様を表している梅花の歌の項の序文。5月1日に改元します。

さて、3月はまさに去る・・・。あれよあれよといっている間に、時間だけが過ぎてしまいました。私事なのですが、3月下旬から4月上旬にかけて、九州は別府に行っていました。ちょうど桜の美しい時期でした。ただ結構寒い日が続き、ビュンビュン風が吹き荒れる中、散歩を楽しみました。179.png
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さて、3月のミニプレゼン、お待たせしました。この日S氏がブログ用として、なんと旬の和菓子を持ってきてくださいました。113.png111.png有難うございます。淡いピンクと白色が散りばめられていて、なんとも和やかな春の色。
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そして、3月のこの日の私の机の上は・・・、
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受講生の皆さん、有難うございます。


本日のトップバッターはS女史110.png今回の天声人語はドナルド・キーンさんについて。キーン氏は2月24日に96年の生涯を閉じました。戦後、日本文学を研究し、古典から現代小説の翻訳を重ねて、日本人の美意識を論じた人物。東日本大震災の1年後、日本への永住を決めて、日本国籍を取得しました。S女史は、キーンさんが翻訳をした松尾芭蕉の奥の細道を英語で紹介してくれました。

I女史は京都は上京区にある宝鏡寺についてお話してくれました。人形の寺としても有名なこのお寺は南北朝時代に建立されました。普段は非公開なのですが、春と秋には、人形が公開されるそうです。臨済宗のお寺で凛とした門構えが気持ちを引き締めさせてくれます。
S氏は前回に引き続き名前ーPart2です。2020年にむけてバンバン、ジャパンを盛り上げる人を応援するというテーマの番組がNHKであり、1月にとりあげられたのが、外国人の名前を漢字にする店だそうです。なんと、大手旅行サイトのショッピング部門第1位になり浅草の住宅地の2階にあるこのお店、3年間で世界50カ国から1000人が訪れたそうです。企画・発起は3年前に大学3年生であった女性で、訪日客に性格を尋ねた上で漢字で名前を名付け、出来上がった漢字の名前を毛筆で書き、完成品は額縁が掛け軸にするとうもの。なかなか面白いアイディアですね。最後に日本とアメリカ合衆国そして英国における名前の人気ランキングを紹介してくださいました。詳細はここでは割愛しますが、同じ英語圏のUSとUKでも名前は文化の違いを示していることがわかります。


次にY女史のミニプレゼンは興福寺の中金堂についてです。7回の火事に見舞われた中金堂は、710年に藤原不比等によって創建されました。2000年に解体工事が行われ、2018年10 月に8回目の再建に至りました。
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詳しいサイトは右をご覧下さい。→


次にM女史のみにプレゼンです。前回あべのハルカスで開催中の工芸品の展覧会についてお話しされ、その中で今回はCloisonneの歴史についてお話しされました。Cloisonneはもともとフランス語で英語ではエナメルとでもいうのでしょうか。日本語では七宝焼と言われます。Cloisonneはツタンカーメンの黄金のマスクに3000年の歴史を持ちます。西はヨーロッパに伝播し、中国、朝鮮半島から日本に七宝が伝来したのが6~7世紀だと言われています。日本においては17世紀に七宝焼の技術が頂点を極めました。七宝について詳しく書かれているサイトを発見しました。
次に、M氏はフェルメールの展覧会についてです。日本ではとても有名なオランダの画家フェルメール。大阪市立美術館で5月12日まで開催されています。M氏はプレゼンの中で、この画家の絵画世界を前にすると現実の世界のどこかで出会ったような、あるいは似たような作品をどこかでみたような気もしてくる。と触れられました。それらの要素として・・・。
1. 洗練されたモチーフ。
2. 計算しつくされた形と色。
3. 徹底した細部の再現。
4. まばゆい反射光と明瞭な照射光の描写。
5. 緻密に組み立てられた構図。

日常の生活の光景を描いているフェルメール絵画、でも実は、様々なシンボリックがちりばめられていて、そのメッセージを読み取るのも面白く、私の場合、若かったときはあまり興味を示すものではなかったのですが、年とともに面白く感じる絵画の世界です。映画の作品でいうとカズオ・イシグロ原作の『日の名残~The Remains of the Day』でしょうか。174.png
最後はA女史です。平安時代の美人の条件についてです。ろうそくの灯がゆらゆら。薄暗い部屋に白い大きな顔に黒い長い髪。白い顔はおしろいをしっかりとたっぷりと。おたふくのように頰が膨らんでいるのは栄養がよくなかったので顔がむくんでいるせいであったようです。美人の条件は時代とともに変わりますが、平安時代の女性はあまり健康的ではなかったのでしょう。今に比べてずっと寒かった平安時代は身体を洗うのも年に1〜2回。平民のほうが川で身体をあらったりと貴族よりもずっと清潔だったそうです。ちなみに髪の長さは身長よりも長かったそうです。
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いつものことですが、今回もブログがアップするのが遅くなってしまい申し訳ございません。142.png

さて、4月の受講日は、4月11日(木) 15:30からです。179.png
179.png179.png Thank you. (T.M)

by connection-eigo | 2019-04-09 21:59 | プレゼンテーション

お待たせいたしました。2月の講座『英語で学ぶ日本文化』part ❷です。

S氏の2月のミニプレゼンは『名前』です。名前にちなんでのある研究とでもいうのでしょうか。日本には、『おれおれ詐欺』が、はやっています。ある論文《なぜおれおれ詐欺が日本で流行しているのか、言語的な理由はなにか?》関西学院大学大学院言語コミュニケーション文化研究科教授の大髙教授の論文をもとに、お話くださいました。
家族に電話をする時に『オレだよ。』と言う。一般に英語圏では、通常自分の名前を伝えることが多い。高橋教授が、この『オレ』で済ませることに不自然でない環境がおれおれ詐欺の温床ではないかと考えました。どう教授は日本人大学生345名にアンケートを行いました。家族に電話をした時に名乗るか?いつも名乗らない、名乗らないことが多いに対して男性60%と女性が37%と男性が自分の名前を名乗らない傾向にあるようです。
教授はまた、この詐欺につながる日本の文化にも注目されたそうです。日本人は家族以外に本名を隠す伝統があったそうです。本名=魂、本名は霊的人格、つまり魂と深く結びついていているので本名を知られると魂を支配されると信じられていたそうです。147.png 日本人が家族以外に本名を隠していたことを示す一例を挙げてくれました。なんと西郷隆盛には9通りもの名前の呼び方があったそうです。明治4年の戸籍法制定で一名につき名前は一つとなりましたが、制度がかわっても精神文化はそう簡単には変わりません。なので、下の名前はあまり使わない。そういう理由もあり、自分の名前を名乗らない男性が多いのではないかとの見解だそうです。
付け加え、日本語には『私』という一人称は色々な呼び方があります。オレ、アタシ、ぼく、わたし、わたくし、ワシ、などなど・・・。とても興味深いですね。電話により詐欺が多いです。気をつけたいものです。122.png

I女史は『ひな祭りと雛人形』についてです。はじめにひな祭りの由来についてお話されました。後半は人形についてです。こちらでは寛永雛と元禄雛について、I女史のプレゼンを紹介いたしましょう。寛永雛座り雛の最も古い型だそうです。
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元禄雛はこの時代の文化の華やさに反映しているようで、雛にも芸術性が求められるようになりました。容姿や装束生地が美化され、男雛は冠と頭が一体に、でもまだ女雛は冠がなく、髪の毛は黒く塗ってあるだけで、顔も素朴に描いてあるものが一般のようです。
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京都に在住の同女史は京都でのひな祭りの行事をしている神社や仏閣を紹介してくださいました。松尾大社や下鴨神社、上賀茂神社、市比賣神社、また三十三間堂にて行われいるようです。I女史のおすすめは市比賣神社で、こちらの雛人形がとても珍しいとのことです。今年のひいな祭りの行事は終わりましたが、ご興味のある方はCheck this out!101.png
S女史の今回の天声人語はなんと149.png 算数・・・。中学受験を迎えた息子から算数の手助けを頼まれたあるお父さんのお話からはじまる。『月夜の池に鶴と亀があわせて16匹いる。脚を数えると44本。鶴と亀はそれぞれ何匹か。』答えは鶴が10羽、で亀は6匹。
鶴亀算の歴史は4世紀の中国に遡るそうです。その当時は雉と兎で、日本に伝わり鶴と亀に替わりました。和算は江戸時代に都市から地方へ支配層から庶民へと広がりました。明治になり、和算から洋算、つまり西洋数学が採用されたので和算は表舞台を去りました。想像力を掻き立てる和算。はてはて、算数は昔から私の苦手科目・・。克服はしたいものなのですが・・。119.png

3月1日に仕事の移動中、阪急百貨店のデパ地下の和菓子屋さんに立ち寄りました。3月の菓子は菱餅が代表的なのですが、個人的にはさくら餅、3色団子そして今回は初めてひちぎりをゲットしました。
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3月の講座は3月7日です。179.png (T.M) 179.png


by connection-eigo | 2019-03-05 01:55 | プレゼンテーション

先週末から昨日にかけて冷たい週末となりました。でも時折雲から顔を出す太陽の日差しはすっかり春を感じさせる時節となりました。
先週の木曜日は朝日カルチャーセンターでの月1回の講座の日でした。今回は体験の方がお一人クラスに入られました。
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いつも美味しいお菓子有難うございます。111.png 2月のお菓子は、やはりバレンタインデーということでチョコレートが主流のようです。さて、和菓子では?? 調べたところ、鶯餅椿餅がこの時期の菓子のようです。

2月は如月、でも他の別名も沢山あるのですね!M氏が白板に記してくれました。Thank you!
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この日のトッププレゼンターはA女史です。タイトルは『能と共通語』。能はおよそ650年前に生まれた古典演劇です。そして現存世界最古と言われているそうです。時代と共に、社会が変われば道徳観念も変わる、芸能は時代と共に新しいものに変わっていくのという運命にあります。そんな中、能は650年もの間、舞台・台本・能面・装束・演出・楽器・作曲や振り付けそしてセリフの発生や発音まで昔の面影を色濃く残し、今に伝承されている演劇だそうです。146.png

3代将軍家光の時代ごろから能は、日本語という共通語を確立するのに大きな土台となったそうです。当時の日本には地方の方言以外共通語は存在しなかったそうです。
能は武士が正しい発音、豊かな声量、優雅で荘重な身のこなしをつけるための教科書、つまりは『支配者の芸能』として発達していったようです。また能は文章・演出などの勝手な変更は禁じられ、『進化をきんじられた演劇』となっていったそうです。最後に侍の言葉が堅苦しくやや仰々しい言葉の印象を受けるのは能や狂言の話し言葉、『手紙文』の書き言葉が取り入れられているからとのこと。この喋り方が武士の権威や威厳を表すための効果が発揮されたそうです。私は個人的には狂言がとても好きで、年に2〜3回は狂言鑑賞を楽しみます。昔、祖母がよく時代劇をみていたせいか、狂言で話されている言葉もある程度理解することが出来まが、知らない言葉や表現が沢山でてきます。コミカルな演技はテンポも非常にあり、面白く、おすすめの芸能の一つであります。101.png

次にM女史のミニプレゼンです。1/29から4/14まであべのハルカス美術館にて『驚異の超絶技巧!』の展覧会が開催されています。明治工芸から現代アートまで、数々の牙彫や七宝、木彫といった凄技の工芸作品が展示されているそうです。明治時代に入ると、今まで江戸幕府の規制の中の工芸が大きく変わりました。新しいシステムのもとより自由な発想で作品は作られていきます。1855年におけるパリ万国博覧会、数々の日本の文化や美術が欧州に紹介されたと同時に、日本の芸術家も洋画の技法などを学んでいくキッカケとなりました。当時、浮世絵がフランスの画家の間で脚光を浴び、japonismの到来です。浮世絵に青磁器、そしてなんとメタルワークもそのうちの一つで19世紀後半のアールヌヴォーに影響を与えたそうです。
パンフレットを一部いただいたのですが、遊び心があって、細工が非常に細かい!146.png 私も開催中、是非、展覧会を訪れたいと思います。101.png
次に、M氏・・。タイトルは『七福神』。先月の7日に阪急電車主催の阪急沿線西国七福神福めぐりに参加したM氏。なんと毎年この七福神めぐりにお詣りされるとのこと。146.png 日々からウオーキングを日課とされている同氏、7.7kmのこの徒歩コースは、朝飯前といったところでしょうか。私も阪急沿線に近いところに住んでいるのですが、こんな面白い企画があったなんて、知らなかった146.pngです。
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日本からもとからある神に仏教の影響を受けた神々(もしくは仏)はインドが発祥、そして中国の道教を受けてここ日本に到来した神々。恵比寿天、大黒天、毘沙門天、弁財天、寿老人、福禄寿、布袋尊の7福神です。
7社参拝すると色々グッズももらえるみたいで楽しそう!期間限定なので、ご興味のある方は阪急沿線情報をチェック!次回は来年1月ですね。102.png

A女史は、M氏に少し関連のあるミニプレゼンを発表してくださいました。Buddhist Deities ~テンブ天部~です。日本には数多くの神々がおります。八百万の神に仏教の如来に菩薩etc.,ここでY女史が紹介してくれたのは、天部の神々です。先程のM氏のミニプレゼンで説明があったのですが、七福神は、インドや中国そして日本の神々があります。その中で恵比寿だけが、神道オリジナルの神となります。
天部の神々は仏教カタゴリーに属します。三角形のヒエラルキーのように、トップは如来グループ、次に、菩薩グループ、3番目は明王部そして4番目に天部のグループが来ます。天がつく神とは、帝釈天に毘沙門天、七福神もこちらのグループに所属します。私の大好きな阿修羅もこちらのグループとなります。天部に所属する神様は、仏教の守護神とでもいったら良いのでしょうか。A女史は詳しく、天部の神々について説明をしてくれました。こちらの神々は、プライドもあり、嫉妬心もあり、怒りもあり、人間のような煩悩を持っています。まるでインドの神々のようです。(ギリシャの神々にも共通するところも多いにあり!)興味深いのは、天部の神は不滅ではないこと・・、です。

今回はpart❶と❷に分けて受講生の皆さんのミニプレゼンを紹介しています。今回は4名分をアップしました。次回も乞うご期待101.pngください。169.png





by connection-eigo | 2019-02-13 22:49 | プレゼンテーション

早いもので2019年が明けて1ヶ月が経ちました。(早いですね!)146.png でも旧暦ではこの時期が新春となります。本日、2/4は立春179.png。今年の春節は明日の5日となります。日本では、明治6年以降新暦を主流として新年がお祝いされるので、旧暦でお正月といわれてもぴんとこないのではないでしょうか。
まだまだ寒い日は続きますが、太陽の日差しも次第に強くなり、日も長くなり、春の気配を感じる時節となりました。178.png179.png

今年初めての朝日カルチャーセンター『英語で学ぶ日本文化』のブログとなります。前回の講座は1月10日、ちょうど十日戎の日でした。169.png

新春の菓子はやはり花びら餅
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このお菓子が店頭に出回ると、新しい1年の訪れを感じます。
そして今年第1回目の講座の私の机は・・・。
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こんな感じです。113.png 受講生の皆さん、いつも有難うございます。

今回のトップバッターはS女史。恒例の天声人語。今回はどの記事を選ばれたのか、毎回楽しみになってきています。記事が掲載された日付は2018年の12月8日。この日の77年前は、日本軍が米ハワイの真珠湾に奇襲攻撃をした日で続いてマレー沖で英戦艦を沈めた日。『僕の昭和史』の著者である安岡氏によると、日本がアメリカと戦争して勝てるとはおそらく誰一人とおもってはいない、にもかかわらず現にその戦争が行われていて、その戦争が現に行われているにもかかわらず、僕らは少しも驚いていないこれはどうしたことだろう。と綴っている。という始まり。今年は日本にとって平成が終わるという年。戦後の日本そして、30年の平成の年を振り返って
書かれた天声人語のように思えます。日本に限って言えば、平成(あと2ヶ月ほどありますが、)は、自然災害は非常に多い時代でしたが、戦争のない時代でした。付け加えるなら、戦争のない時代でした・・・・。と、文末の通り、どうも後味のスッキリしない、終わりとなりそうです。日本に限らず、世界的に国家主義に傾いてきている近年。記事にも書いてありましたが、非難の言葉が目立ち、起こらないはずの戦争がおきてしまうぐらいのなんだか、きな臭さ感にあふれています。天声人語の最後のくくりは、『外国や外国人への敵意をあおる政治家ばかりが、世界で目立つようになってきた。冷静であることが今ほど求められる時はない。』戦後、74年を迎える今年。日本はこれからどんな方向へ、そして世界はどう変わっていくのでしょうか。大きな課題が残ります。

S氏のトピックは『猪について』です。落語の好きな同氏は猪にまつわる上方落語『池田の猪(しし)買い』について紹介してくださいました。猪肉は冬に美味しくいただくことのできるジビエ。111.png なんと縄文時代から食されていた食材だったそうです。野菜、根菜、きのこ類、芋類やこんにゃくといった具材を猪肉と一緒にして鍋で食べるのが『ぼたん鍋』でぼたんの名は使われる猪肉を薄切りに牡丹の花に似せて皿の上に盛り付けることに因んでいるそうです。私の亡くなった父は丹波篠山出身で私が幼少のころ、篠山に行く度に猪肉を食べに連れていってくれたことを思い出します。
ところで、S氏は本年は傘寿を迎えられるとのこと。常に真摯に学ばれる姿勢を崩されず、勉強家なS氏。174.png本 当に私がインスパイアーを受けている感じでございます。おめでとうございます。

A女史は京都御所の西側の烏丸通に沿いに位置する神社で、平安京の建都に貢献された和気清麻呂公をお祀りしているそうです。この護王神社はいのしし神社と言われていて、狛猪が奉納されています。境内の周りにはかりんの木が植えられ表門をくぐると霊猪像が2対拝殿の両脇に。(とても愛嬌のある顔をした猪です!113.png)今年は亥年、多くの参拝者がお参りに訪れたようです。
M氏のみにプレゼンは『風邪知らずの冬に!』冷えは万病のもと・・。その通りです。特に女性はよくこの冷えに悩まされます。137.png 体が冷えると血液循環が滞ります。そうすると内臓が冷えてしまうとのこと。人の内臓の適温は37~38度と言われているそうです。この温度を保つには内臓を冷やさないことが大切。体の中から温める食材、そして積極的に体を動かすことが大切169.png ちなみにこれは私からの追加情報なのですが、先日『ちこちゃんに叱られる』の再放送が仕事に出かける前にちょうどテレビで流されていて、これがなかなか興味深いトピック。こたつにはいるとなぜ眠たくなるの?というお題。なんと私も驚いた146.pngのですが、こたつにずっと入っていると、手足には熱がいくのですが、体内の温度はなんと下がっていくそうです。そして脳の熱も下がり、その為に眠たくなるそうです。体の温度調整もできなくなり発汗を起こして、そのまま寝てると風邪をひく原因にもなるそうです。小さいころよく言われました。『おこたで寝ちゃうと風邪ひくよ!』と・・。(ちなみに私はおこたで寝てひどいやけどをおいましたが・・・。149.pngいまとなっては笑ってはなさるのですが・・。)さて、おこたから出て身体を動かそう!!166.png

話が脱線しました。M氏のミニプレゼンに戻りましょう。体の中から温める食材は、人参、ごぼう、生姜、ニンニク、ニラ、みょうがにセロリ、葱と玉ねぎ。お料理としては、鍋料理、おでん、生姜入り粕汁に甘酒、ゆず茶には蜂蜜とゆずを入れると体がポカポカ101.png 

Y女史は『京の冬の旅』というパンフレットを持ってきてくださいました。非公開の文化財の特別公開の案内であったり情報満載です。因みにインターネットからも検索することが出来ます。リンクが未対応なので、こちらにはることは出来ないのですが、『京の冬の旅』で検索してみて下さい。
今回はY女史は慈照院について紹介してくださいました。こちらのお寺は臨済宗相国寺派に属し、もとは大徳院と称したそうです1490年に足利義政の塔所影堂となり、その法号より慈照院としたとのこと。当院第7世の国師は千宗旦(利休の孫)とも交流があり茶室頤神室は宗旦との合作で「宗旦好みの席」とも呼ばれて、床には宗旦に化けた狐の伝説で知られる「宗旦狐」の掛軸が床の間にかけられているそうです。
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I女史は平等院についてミニプレゼンをされました。世界遺産に登録されている平等院。是非見ていただきたいのがmずこちらのホームページです。とても綺麗なホームページです!113.png

京都府宇治市にある藤原氏ゆかりの寺院で平安時代後期に建立されたお寺です。建築物も素晴らしく、また寄木造で造られた阿弥陀如来坐像は仏像のなんとも美しいフォーム。阿弥陀さんを囲っている52躯の菩薩もこれまた美しい。他には絵画や庭園等そして博物館もあるので、仏教美術愛好家には必ず訪れなくてはいけないお寺の一つです。177.png177.png

次回の講座は2月7日です。皆さんのミニプレゼン楽しみにしています。101.png (T.M)

by connection-eigo | 2019-02-04 23:35 | プレゼンテーション

師走月に入りました。146.png私ごとですが、昨日12/1に、私の教室の今年の大きな行事が終わり、少々ほっとした気分です。

11月中旬週末は、所用の都合で別府に。そして先週末は、東京から来てくれた友人と、およそ4昔前(?)に訪れた高野山に行きました。噂の通り、146.png 南海電鉄が極楽橋に近くなると、車内アナウンスが日本語、英語そしてフランス語になります。高野山はフランスを中心に欧州から来られる観光客の方が多いようです。
さて、11月も下旬を迎えると、高野山の気候は寒く、朝早い空気は、キリッとしていて、自分自身の精神をシャキッとさせてくれる時間でありました。
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では前回の続きで、今回はpart2です。173.png173.png173.png

S女史のプレゼンから紹介します。今回の同女史の天声人語は、次のような話に始まります。ある男性が卒業した高校の近くにあった大クヌギの木が伐採されることを知り、その木を見に行ったところ、瀕死状態であったそう。根元に転がっていた実をいくつかポケットにいれ持ち帰り、ベランダの鉢に植えてみたところなんと、半年後に黄緑色の目が顔をだ出しました。彼の娘さん、生後まもなく脳が難病に侵されていて、長い手術に、つらいリハビリの後、元気な女の子に育っており、この大クヌギと娘さんの生命の力強さやしなやかさについて書かれたものであります。S女史、この天声人語を読んでくぬぎの木が見たくなり、門真市は三島神社にある薫蓋樟を見に行かれました。写真を見せていただいたのですが、神社の後ろに大きくそびえ立つ木はなんと30メールの高さ。枝は東西合わせて40メートルだそうです。樹齢は1000年だといいます。146.png 平安時代におよそ8ミリの小さな種が木から地面に落ちて、それから今に至るそうです。S女史はこの木をみて生命のミラクルを感じたとお話くださいました。
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木に関連することで、先ほどの高野山の話になるのですが、この度、樹齢を重ねた多くの木々を通りくぐり、時代の空気をいっぱい吸ってきました。そびえ立つ木々を前にすると自分のちっぽけさを感じます。残念なことに、9月の台風の影響で多くの倒木も目にしました。力みなぎる生命力、その一方でいつかは、生命のともしびが消えていく木々であります・・。でもこの天声人語の男性のお話のように、新たな息が吹き込まれて引き継がれていく木もあります。そして、これはS女史が感じた、生命力とはミラクルなものであります。177.png

次にS氏のお話についてです。タイトルは『古典の日』です。皆さん、古典の日をご存知でしょうか?S氏によると、この日は2008年11月1日に開催された源氏物語千年紀の記念式典において提唱され、2012年9月に『古典の日に関する法律』が成立し、正式に日本の記念日となったそうです。但し、祝日にはならなかったそうです。(こんなお話全く知りませんでした・・・。116.png) 京都市では行事として、全国朗読コンテストが催されるそうです。S氏曰く、この記念美はそもそも京都の再財界を中心とする人が提唱したそうで、全国的な広がりはあまり期待できない感じがするそうです。
古典の日は源氏物語の存在が確認できる最古の日付が西暦1008年の11月1日にちなんでいるそうです。学生時代に学校の授業で『源氏物語』を読み、成人してから教養を養うため最後まで読もうと何度かトライするものの、途中で断念・・。(もちろん原文ではありません。) 日本語の現代語訳作者は与謝野晶子、谷崎潤一郎、戦後になると田辺聖子、瀬戸内寂聴ほか、名前が挙げられます。S氏も完読はされていないということで、どういうわけか胸をなでおろす。(?154.png)同氏がコメントするように、私も完読できない一つの理由として、源氏物語が長編の恋愛小説だからかもしれません。最後にS氏はこのミニプレゼンで、古典の作品をゆっくり読んでいこうと思っていると話してくださいました。さて、なぜ、古典を読むべきなのか?ということで、岩波新書から出ている『日本の古典』著者:山口仲美にその理由が述べられているそうです。
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まず一つは、相対化する目を養うこと。そして、次に、創造性の芽を育むことだそうです。日本の古典は30作品とのことで言葉に霊力や宿る奈良時代から、貴族文化の華が咲く、平安時代乱世を生きた人がかたる鎌倉・室町時代庶民が楽しむ言葉の世界は江戸時代。さて、皆さんはどの時代の作品に興味を持ちますか?

最後にM氏のミニプレゼンは、没後30年小磯良平展 副題 『西洋の憧れと挑戦』です。同氏は10月中旬に神戸市立小磯記念美術館に足を運ばれました。彼のの作品は堅実な色彩・構図に特色があり、また優れた女性の肖像画を描くことを得意としたとのことです。M氏のイメージでは、暗い絵を描く人のイメージしかなかったそうです。しかしながら今回展示された作品を見て、素晴らしさに驚いたそうです。1903年(明治36年)に神戸で生まれ、1927年に東京美術学校卒業後、欧州で西洋美術を研究し、帰国後は神戸にアトリエを構えて、作品制作を始めたそうです。M氏は何点かの彼の作品を紹介してくれました。小磯良平についての詳細はこちらをクリックください
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私もこちらの展覧会にどうしても足を運びたかったのですが、残念ながら、時間的に余裕がなく断念してしまいました。ただ、神戸に美術館があるので、是非来年の初夏の頃に訪れたいと思います。(現在工事中につき閉館しています。)

そのかわりと言っては変なのですが、現在、京都国立近代美術館にて『没後50年 藤田嗣治展』が行われているので、仕事の帰りに立ち寄りました。
10月にNHKで同画家のプログラムをたまたま見て、勿論彼の有名な乳白色の下地の技術もあるのですが、それよりもこの時代に生きた画家の人生についてとても興味を持ちました。作品を見終わった後、ミュージアムギャラリーで1冊を本を購入しました。
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夏にはちょうど大観の作品も見にいきました。この本を読み、時代背景を知ることで、各々の作品が持つ意味を知ることができたように思います。横山大観もフジタも人生の段階において、絵のスタイルが変わります。これはどんな画家もそうなのかもしれません。そこに隠されたメッセージを知ることで、絵の見方が大きく変わってくると思います。私は古典美術に興味があり、今まであまり、日本の近代美術の作品に興味を持ちませんでした。しかしながら、今回、改めて色々と知る機会ができたと思います。
小磯良平も明治生まれなので、激動の時代を生きてこられた画家であると思います。きっと色々なストーリーが作品毎に託されているのでしょう。来年は必ず訪れよう、小磯記念館。174.png


追伸:11月後半、和菓子屋さん、仙太郎で、お火焚き饅頭を発見!残念ながらこちらは11月の菓子なので、次回は持っていくことが出来ません。来年までお預け状態(!?)149.pngですが、写真を撮りました。
(写真だけで恐縮です・・・。)
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次回の朝日カルチャーセンター中之島校での『英語で学ぶ日本文化』は、12月6日です。今回が今年最後の講座になります。どうぞよろしくお願いいたします。 (T.M)




by connection-eigo | 2018-12-03 00:30 | プレゼンテーション

11月も中旬を迎えました。月曜日ごろからからどんより空・・。今晩から今日にかけて冷え込みそうです。

11月の朝日カルチャーセンター中之島教室『英語で学ぶ日本文化』はちょうど1日でした。
いつものように様々な旬の食べ物が机の上に並びました。畑で採れた旬の果物、ウズベキスタンからのお土産にetc.,113.pngまさしく食欲の秋。です。
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そしてこの時期の旬の和菓子は、やはり、亥の子餅
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S氏が仙太郎さんの亥の子餅を持ってきてくださいました。おなり切りともいうそうで、旧暦10月の亥の刻(午後9時から11時)に食し無病息災を願い子孫繁栄を祈る行事だそうです。昔京都の家々ではこの日からコタツやストーブを用意し、冬の準備にとりかかります。火事がおこらないようにといった意味もあったようです。亥の子餅が登場すると、もう冬の到来です。ちなみに11月7日が立冬(start of winter)に入りました。173.png

11月のみにプレゼンのトップバッターはY女史です。『Momijigari (Admiring Autumn Leaves)』についてです。
紅葉の美しい季節となりました。今京都に行くと、人・人・人です!
さて、なぜ紅葉狩りというのでしょうか?Y女史のミニプレゼンによると、狩りは、もちろん野獣を狩るという意味なのですが、小さな野生動物や鳥、場合によっては植物の収穫の意味もあるそうです。貴族が野獣を狩るのではなく実際、野原や丘の木々をhuntしていたとも言われているそうです。葉の色が変わるのは、落葉樹で、冬の間は葉っぱが失われます。楓、ブナに銀杏、などなどが挙げられます。最後に、楓ともみじについて。楓は万葉集の''kaerude''に由来するそうです。楓の葉はカエルの手と似た形をしています。一方でもみじは''momizu''(揉み出づ)からの由来。伝統的には、紅花を絞って赤や黄色の色を創ったそうです。モミジはもっとぎざぎざしている葉で、違いは明らかです。
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次にA女史。こちらもこの季節にちなんだトピックで、タイトルは''Japanese Maples''です。先ほども登場した『楓』。カナダのカエデも紹介されました。カナダのカエデ🍁とても有名です。国旗にも登場するぐらいですものね。
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日本での紅葉の代表種は『いろはもみじ』と呼ばれるそうです。春はさくらに秋は紅葉・・。花札のモチーフにもなってるし、又、浮世絵の作品にも多く登場します。その有名な作品の一つとしては、葛飾北斎や安藤広重の版画が挙げることができます。A女史が紹介してくれた一つの作品はとてもユニークなものです。
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タイトルは、AUTUMN MAPLE LEAVES ON THE TSUTAYA RIVERで版画手前の橋の下の男性が川から岸に上がろうとしています。彼の着物は深い赤色に染まっていて通りすがりの通行人がそれをみて笑っているという内容です。よくこの版画をみてみるといたるところに紅葉が川べりに落ちているし、遠目の山にも紅葉が咲き誇っています。浮世絵はどことなくコミカルで、その当時の庶民の生活をほのぼの表しているように感じます。あと、もう一つ、興味深かったのが在原業平朝臣 (17番)の『古今集』秋・294の百人一首より。
ちはやぶる 神代もきかず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは。在原業平は、この和歌を詠んだのは、屏風に描かれた竜田川の秋の情景を見ながらとされています。「水くくる」の「くくる」は「くくり染め」のことで、紅葉が、水面に鮮やかな模様を描いている様が目に見えるようです。この和歌はなんと、落語のストーリーにもなっているそうだと落語好きのS氏が付け加えて説明してくれました。それに関する面白いサイトを見つけました。ご興味のある方はぜひこちらをご覧ください。
次にA女史はEmperor Nintoku Mausoleum仁徳天皇陵についてお話されました。仁徳天皇陵は、現在正式な名称は、大仙陵古墳とも呼ばれています。A女史がこのトピックを選んだのは、宮内庁と堺市は10月15日に日本最大の前方後円墳「大山古墳」(仁徳天皇陵)について、10月下旬に共同で発掘すると発表したとがきっかけだそうです。なんと歴代天皇や皇族の陵墓を宮内庁が外部機関と共同で発掘するのは初めてとなるそうで、古代日本史の謎の扉が開くのか少々ドキドキします。なぜこのような巨大で不思議な古墳を作ったのか。この古墳は多くの謎に包まれていています。クフ王ピラミッドや秦の始皇帝墓陵に並ぶ「世界三大墳墓」と称されています。
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こちらについての情報は、下記をご覧ください。
毎回、受講生の皆さんのミニプレゼンを振りかえってこのブログを書いているのですが、とてもいい勉強になります。今回はpart 1を紹介いたしました。近くpart2の受講生の方のミニプレゼンを紹介いたします。

どうぞ皆様ご自愛ください。 (T.M)








by connection-eigo | 2018-11-14 11:13 | プレゼンテーション

10月最後の月はハロウイン🎃ケルティック暦では昔、年の終わりの日、あの世から霊魂が戻ってきて、悪霊が人間や動物の体に入り込むことを避けるために、マスクをつけて衣装をつけて、大きな篝火をたいて宗教的な儀式を31日の夜から翌朝にかけてとりおこなったそうです。またこの時期は収穫の時期でもあるので、きっと来年の豊穣を願うための祈りでもあったのでしょう。日本もこの時期から収穫を祈願するお祭り(お祀り)が日本各地で行われます。明日から11月ですが、11月23日は勤労感謝の日。今日ではあまり耳にすることがないのですが、新嘗祭が行われます。新米を神に捧げて、また感謝をして頂く。アメリカ合衆国もThanks Giving Dayという大きな収穫祭が祝われます。
本日はハロウインということで、まずは、こちらの写真。
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10月に入り、関西地方の天候は落ち着きました。6月から9月にかけて、様々な天災に振り回されました。第二段のプレゼンの紹介は、まさしく気候についてM氏がミニプレゼンをされました。154.png タイトルは『豪雨・猛暑は地球温暖化と関係があるのか?』10/1の日経夕刊から引用されています。皆さんの記憶にまだ新しいかと思います。7月の西日本豪雨は広い範囲に、長期間に大雨が降り、このため200人以上の死傷者を出しました。また猛暑に見舞われ、気温は40度越え・・・。9月の台風、特に21号は関西にて猛威を振るいました。さて、これらは地球温暖化に関係しているのか?日経の編集者が言うところによると、豪雨や猛暑などの短期的な現象を数十年から百年の長期の気象現象である温暖化とは単純に結びつけることはできないとのこと。ではありながあら、このような異常気象の原因は温暖化の影響も推定できるとのことです。気温や海水温が高めの傾向が続いていれば、台風21号のように勢力を弱めずに日本に接近しやすくなります。温暖化がすすめば、こうしたことが頻繁に起こるのは研究によって証明されているそうです。たしかに35~38℃の気温が上がる猛暑に豪雨の発生確率が年々高まっているように感じます。日本だけでなく世界中、気候パターンが変わってきています。

次にY女史のミニプレゼンです。Aidai Matsuri『Sad-eyed lady at the festival of the age』173.png 時代祭は京都の三大祭りの一つです。Y女史はこの有名なお祭りにまつわるエピソードについてお話されました。由来は桓武天皇が794年に長岡京から平安京平安に遷都した1100年の奉祝行事として、明治28年に始まりました。
この時代にまつわる女性のエピソードについてY女史はテーマをあてました。寂しげな目をしたレディは和宮降嫁、孝明天皇の異母姉妹。彼女の物語は時代祭の人気のある行列のひとつです。和宮は、すでに6歳のときに有栖川宮熾仁親王と婚約をしていましたが和宮は幕府と朝廷の橋渡しとして徳川家に嫁ぐことになりました。兄である孝明天皇の説得により本当に仕方なく降嫁を受け入れたそうです。夫である家茂、和宮に気を遣いなにかと贈り物を送り、4年間という短い期間でしたが、一緒に江戸に居を構えましたが、なんと20歳という若さで家茂は他界。和宮の31という若さでなくなりました。幕末という激動の中を生きた女性、和宮であります。
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次に、S女史は9/16の天声人語について紹介されました。『風が吹けば桶屋が儲かる。』ある出来事がめぐりめぐって思わぬ結果をもたらすことのたとえ。9/16は私はその時英国にいておりニュースがリーマンショツクの話題のニュースよよく耳にしたことを思い出します。そんな中こちらの天声人語もリーマンブラーザーズとトランプ大統領をかけてこんなフレーズが記載されていました。『リーマン・ブラザーズが潰れるとドナルド・トランプが大統領になる』。なかなか素晴らしい出来だと感心! 10年前の9/16がまさに金融大手のリーマンが破綻に陥った日であります。当時、多くの人が職を奪われ苦しみました。一方でバブルを煽った金融機関の多くは生き残り、多くの政治家に対してのデモがありました。トランプ大統領の参謀役だったスティーブン・バノン氏が政治にかかわったきっかけがこの金融危機だったといいます。天声人語の締めくくりは、リーマンショックは経済だけでなく政治の世界にも大きな傷をつけることになった。そして政治のほうが長くのこりそうな傷である。日本社会も格差社会という時代のなかで、社会が大きく変わっていっています。さてこれからどうなっていくのでしょうか。疑問が残ります。

そして、このブログの最後。
M女史はThree-legged birdについてのミニプレゼンです。日本はその翻訳のごとく三足鳥または八咫烏(やたがらす)。
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この生き物は、三本足のカラスとして知られ古くよりその姿絵が伝わっていって、日本神話においては神武東征の際に、神武天皇のもとに遣わされ、熊野国から大和国への道案内をしたとされるカラスです。この3本足の鳥(烏)は日本だけでなく、エジプトの神話にも現れ、またペルシャや小アジアにもみられるものだそうです。中国古代の説話にようろ太陽の中にいるという3本足の烏で太陽の異称でもあるそう。どうして3本足なのか?いくつかの説があるらしいですが、その一つとして、昔、熊野は榎本氏、宇治氏と穂積氏(藤原鈴木氏)によって支配されていたという説もしくは、知(wisdom),仁(benevolence)そして勇(valor)の3つの美徳の神々を意味していたと言われています。そして、中国の思想からの影
響も強くあるので、この3の意味するのは天・地・人という三徳という儒学に基づいているのかもしれません。

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今回のM女史のプレゼンで発見した驚きは日本のサッカーチームのemblemです。
このシンボルは1931年に起用されたそうです。日本に初めて近代サッカーを紹介した中村覚之助氏に敬意を表したもので、彼はる那智勝浦町の出身ということで、この八咫烏のモチーフにしたという一説があるとのことです。


さて、明日から11月。今年も残すところあと2ヶ月となりました。急に冷え込む時節となりました。どうぞご自愛ください。

明日は講座の日です。朝日カルチャーでお会いしましょう。 (T.M)174.png


by connection-eigo | 2018-10-31 21:57 | プレゼンテーション

10月の『英語で学ぶ日本文化』今回は新しいメンバーの方も増えました。101.png私の机に並んだスイートは・・・。旬の果物に菓子。食欲の秋!ダイエットは
厳しそうです。
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10月の講座は2部に分けて紹介していきます。まずはpart.1

今回のトップバッターは、S氏。日本の神様、神道についてお話されました。10月は神無月。出雲大社に全国の神様が集まって話あうので、各地に神がいなくなるので神無月。(ちなみに島根県では神在月と呼ぶそう・・。)
いつ頃からこう呼ばれるようになったのかは不詳だそうですが、有力説によると、『神無月』の『無・な』の『の』という意味らしく、『神の月』で神を祀(祭)る月。6月の水無月が『水の月』だとのこと。
神道は古代日本が起源で、自然や自然現象などにもとづく多神教(polytheism)で自然と神とは一体として認識され神と人間と結ぶ具体的作法が祭祀であり、それをとりおこなうのが神社であるとのこと。S氏は最近『神道入門』〜民族伝承学から日本文化を読む〜著:新谷尚紀(ちくま新書)を読まれたそうです。これによると日本の神道はいくつもの信仰が繰り返し上書き保存されたものと捉えているそうです。非常に興味深いことは、神道とは形式であり容器であること。たとえていえば、バスや電車。つまり時代ごとに様々な乗客が乗ってくる。本質は素材(マテリアル)でなく形式(フォルム)にある。
主要な部分は祈念祭(としごいのまつり)=豊穣祈願を中心とするまつりごとだったそうです。ここでS氏が触れたフォルムのように神道は時代とともに変遷があり、私が思うに、一口に神道とは何なのか?と尋ねられて簡単に、ひとつのカテゴリーにいれるのは難しいということ。しかしながら、神道という中核的な『伝承』はきっちりと引き継がれていて、それは古来以来稲作の王としての天皇を中核として伝承されてきている人々の素朴な自然と生命への感謝の念と禊ぎ祓えの実践によるその信仰の意思表示の体系であるということです。S氏のミニプレゼンの中で、とてもいいポイントをつたえられたところは、神道は流動的な歴史を持って伝えられているのので、その実態はいわば動画であり、それを静止画としてある時期の神道をもって真の『神道』とはこれだ、というように固定化させて考えるのは大きな間違いである。というところです。これは私の意見なのですが、近代歴史の中で日本は立憲君主国家の名のもと、天皇崇拝を中心とする国家神道をとった時代もあり、このように政治的イデオロギーで使用されたこともあるので、ここら辺は現在にいたってもおおきな論争をもつところになると思います。
宗教(religion)というのは日本古来の言語の概念ではなく近代になって英語のreligionを翻訳して作られた新しい語であります。なので、神道は宗教か?宗教でないのか?という問題は歴史的にみれば明治元年の1868年から終戦を迎えた1945年の80年間に創出された問題にすぎないそうです。古代・中世、近世を通じての神仏習合の時代にはありえなかったそうでまことにそこが奥深く興味深いところなのかもしれません。私も一度読んでみようと思います。S氏おすすめ本。
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次にこの本は身体論という本ですが、非常に興味深かったので、紹介いたします。スポーツからみた文化背景や歴史など哲学に大きく関わっていて、とても興味深い一冊となりました。
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次にA女史はHIGANBANAについてお話をされました。お彼岸の季節になると道端に咲いているお花。彼岸花の正式名書はLycoris Radiataと呼ばれていますが、他にもRed spider Lily やCluster Amaryllis などなど他にも違った名称を持っています。国によっても呼び名が違うようです。
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彼岸花は中国から仏教とともに日本へもたらされたお花です。彼岸とはあの世という意味であります。このお花は曼珠沙華とも呼ばれており、法華経によると黄泉の国で咲く花だと描写されているそうです。曼珠沙華は天上の花もしくは天蓋花とも言われています。

田んぼのまわりに咲くこのお花。実は球根は毒性が強く、これらは、田んぼの害であるもぐらやねずみなどといった穴を掘る害獣を守るためでもあったそうです。飢饉と時には、毒の箇所をとって食していた時期もあったそうです。

彼岸花には『死』という少々不吉なイメージがあります。しかし、秋にみかける彼岸花は美しいです。最近では、白や黄色といった彼岸花も数多くみかけます。

彼岸花の花言葉を紹介してくだだいました。

Red: passion, independence, reunion, resignation, &sad memories
White: longing & Longing for someone
Yellow: cheerful mind, deep consideration

最後に彼岸花のみれるおすすめスポットを紹介してくださいました。
少々遠出になるのですが、埼玉県日高市にある『巾着田曼珠沙華公園』とても美しいとのこと。今シーズンは見頃は終わりましたが、開花時期は9月下旬から10月上旬だそうです。関西のおすすめスポットは奈良県明日香だそうです。もっと大阪からの近場は万博記念公園ということで、来年あたり、散策しながらぶらっと立ち寄ってみようかと思います。

三番バッターはM女史。な、なんと、ノートなしで、金閣寺について説明をされました。(素晴らしい!165.png)金閣寺の正式名は鹿苑寺。京都市北区にある臨済宗相国寺派のお寺です。建物の内外に金箔を貼った3層の楼閣建築で各層、ちがった建築スタイルが施されています。室町幕府3代将軍足利義満の法号・鹿苑院殿にちなむそう。昭和25年(1950年)に放火により焼失して、1955年に再建。平成6年(1994年)にユネスコの世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産に登録されています。金閣寺は三島由紀夫など多くの小説にも登場してくるスポットです。
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これからの紅葉シーズン、京都は観光客でいっぱいになります。150.png ちょっと季節をずらして冬の京都も美しいかもしれません。(底冷えはしますが116.png)冬の金閣寺いかがでしょうか。
では次回まもなくpart2のミニプレゼン紹介をこちらのブログでアップしていきます。乞うご期待!101.png  (T.M)




by connection-eigo | 2018-10-24 11:39 | プレゼンテーション