2023年 06月 18日
フロリダでの留学体験記①
初めまして!Muse English のかえで(Kaede)といいます。私は高校生時代、およそ3年間Muse Englishのプライベートレッスンを受講しており、高校卒業後はアシスタントとしてお仕事させていただいています。
去年の9月より、大学のプログラムで8ヶ月間アメリカのフロリダ州で留学をしました。
今週より3週にわたって、私の留学体験記を掲載させていただきます!
将来は留学したいと考えている生徒さんや、お子さんに留学してほしいと考えていらっしゃる保護者の方に是非読んでいただきたいです。
まず私は幼少期から留学することを目標にしていました。しかし私の家族は留学に反対していました。
そこでどうしても自分の目標を諦めきれなかった私は、留学が卒業するために必修プログラムとされている大学を受験することを決め、家族からの了承も得ることができました。
大学受験期は「留学のため!」と思いながら毎日必死に勉強をしました。Museで私の担当をしてくださっていた先生も私の受験を応援してくださり、たくさんのサポートをしてくださりました。
そして無事志望校に合格し、留学をとても楽しみにしていました。私の留学プログラムは、前半4ヶ月間は語学学校に通い、後半4ヶ月間は現地の大学でアメリカ人と一緒に講義を受けるというものでした。
大学に入学してから5ヶ月後、ついに渡航の日がやってきました!
23時間のフライトを経てやっと到着したフロリダ。何年間も楽しみにしていたはずの留学でしたが、到着してすぐ想像もしていなかった事態に陥りました。
とてつもなく日本に帰りたくなったのです。
少しのホームシックならあるだろうと思っていたのですが、想像を絶するものでした…。私はホームステイの滞在ではなく、同じ大学から来た日本人のルームメイトたちとアパートに滞在しなければならなかったので、家事も何もかも自分でこなさなければいけませんでした。
洗濯をして畳むのも、
「今日の晩御飯何にしよう?」と悩んで「あー!早く冷蔵庫の中のお肉を使い切らなきゃ!」と考えるのも、
エアコンが壊れてアパートの管理人さんにお願いしに行かなくてはならないのも、
19年間日本で家族と暮らしてきた私にとっては初めてのことで、決して簡単なことではありませんでした。
英語でのコミュニケーションはある程度取れたものの、ネイティブの人が話す英語はとても速く、こんなにも大変だなんて想像もしていませんでした。
そしてついに、全てに対してネガティブになり、本当に日本に帰りたいとまで思うようになりました。
いつの間にか不安から自分が本当にやりたかったことや留学に来た理由もわからなくなり、母に泣きながら電話をしました。
日本に帰りたいと伝えたとき母は
「自分で行くことを決めたのだから、ちゃんと最後までやり遂げて帰ってきなさい。」
とだけ言いました。あの頃の私にとっては絶望的な回答でした。
しかし、留学を終えた今ではあの時の母が「帰っておいで。」なんて言わなくて本当によかったと思い、本当に感謝しています。
もしあの時帰国していれば、私は何も得ずにただ旅行をして帰っただけのようになっていたかもしれません。
そんな私がどうして気持ちを切り替えて、今こんなにも達成感に溢れているのか、次回の掲載でお伝えしたいと思います✨