2023年 03月 24日
朝日カルチャーセンター中之島教室「英語で学ぶ日本文化」March2nd, 2023
J女史は、FROZEN Gourmet Food Selected as Japan's ''Dish of the Year''(''今年の一皿”に冷凍グルメ)についてです。
コロナの影響なのか?それともライフスタイルが変わったのか、ここ数年、近所にあるスーパーで従来の冷凍食品とはちがったスタイルの冷凍商品が冷凍セクションにならんでいるのを見かけるようになりました。このように国内で需要が高まっているなか、飲食店の調査会社であるぐるなび総研は、「今年の一皿」に「冷凍グルメ」を選んだそうです。この内容にちなんで興味深い記事をみつけたので紹介いたします。
A女史は阿修羅像の怒りの表情についてです。『日本文明史 天平とルネサンス編』の記事を題材にしてミニプレゼンをしてくれました。
阿頼耶識を調べてみたので抜粋します。
阿頼耶識
サンスクリット語でアーラヤ・ビジュニャーナālaya-vijñānaという。アーラヤは住所、ビジュニャーナは認識の意味である。仏教の瑜伽行唯識(ゆがぎょうゆいしき)学派(単に瑜伽行派または唯識学派ともいわれ、中国と日本では法相宗(ほっそうしゅう)とよばれる)のたてる根源的認識。この学派は、眼(め)、耳、鼻、舌、身、意による六認識と、アーラヤ識を自我と誤認する自己執着である末那(まな)識と、アーラヤ識との八識をたてる。前七識が表層的、意識的であるのに対し、アーラヤ識は深層心理的、無意識的な認識である。アーラヤ識は前七識とその表象、つまり自我意識、意識ある存在者、自然などのあらゆる認識表象を生み出すとともに、それらの表象の印象を自己のうちに蓄えるから、種子に例えられる。アーラヤ識は種子として刻々に変化しながら成長し、成熟すると世界のあらゆる現象を生み出し、その果実としての印象を種子として自己のなかに潜在化する。世界は外的な実在ではなく、個体の認識表象である。
日本大百科全書(ニッポニカ) 「阿頼耶識」の意味・わかりやすい解説
T氏は日本人が3月といえば何を思い浮かべますか?についてです。お花見、お彼岸、花粉症、高校野球、桜、春分の日、卒業、春休み、ひな祭りなどが挙げられます。皆さんにとっての3月は何を思いますか?私にとって今年の3月はちょっと特別でした。それはWBCです。侍ジャパンが盛り上げてくれました。 私はそれほど野球やサッカーといったゲームを日々観戦することもないのですが、今回の野球はそんな興味の薄い私にとつても元気を与えてくれました! 日本チームは私たちに大きなドラマを与えてくれ、Never Give up精神メッセージを伝えてくれたように思います。
さて本題に戻しましょう。M氏はこれらの日本人が思う3月の行事の中で分かりにくいものを英語でどういうのか説明してみましょう!ということで英語解説をしてくれました。
お水取りは関西では有名ですが、関西圏外では意外に知らない人が多いかもしれません。
こちらは私の資料からですがお水取りについて説明しているものを抜粋しておきます。
お水取り Omizutori
Omizutori, ‘’drawing Water from the Well’’, is an event held at Todaiji Temple in Nara City from March 1st to 14th. It is a part of shunie, a series of Buddhist services. In the early morning of March 13th, the priests draw water from the well to offer to Buddha. Also as a part of shunie, an event called otaimatsu, literally ‘’torches’’, is held at Nigatsudo, Todaiji Temple until March 14th. Buddhist priests run around the corridors waving torches as long as six meters. According to an old tradition, if people feel this shower of falling sparks they can drive away evil spirits.
3月は日本においては年度末で4月の新年度に向けて新たに始動することへの準備期間ともなり12月の年末とはまた違う慌ただしさがあります。3月は卒業シーズン、お別れの季節でもあります。10年余りこのクラスを受講してくださったS氏もこの期をもって一旦卒業されることになります。(寂しい)私の担当しているクラスの高齢受講生の方は本当に勉強熱心で学ぶことに常に一生懸命です。年齢は本当に関係ありません。先生と呼ばれる立場にある私でありますが、私が様々なことをこのような受講生の方から学んでいるように思います。そんな受講生を代表するお一人がS氏です。この度は特別にS氏の原稿を紹介したいと思います。 S氏、まだまだそうおっしゃらず、是非復帰をしてください。いつでもwelcomeです!
Good-byeには『もう長らく会わない、もしくは会うことはないでしょう』という意味が含まれているように私は思います。そうではなく S氏には Keep'n touch and hoping to see you soon!でしめておきましょう
新年度期4月の講座は4月6日です。 4月から改めてよろしくお願いいたします。 (T.M)
by connection-eigo
| 2023-03-24 10:41
| プレゼンテーション