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朝日カルチャーセンター中之島教室「英語で学ぶ日本文化」July1st, 2021

梅雨があがってからというもの、毎日猛暑が続いています。夏休みにはいりTOKYO OLYMPICS 2020も始まりました。166.png

さて、先日、久しぶりに朝・昼オフの時間が出来たので、散策を兼ねて大阪東洋陶磁美術館に久々に足を運んでみました。ちょうど特別展「黒田泰蔵」があと2日ほどで終了するところでした。とても素敵な作品でした。たっぷりの時間がなかったのでちょっと小走り状態ではありましたがあらたなる再発見が沢山ありました。110.png
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この作品は白磁の壺です。18世紀の朝鮮時代につくられたもので韓国では満月壺とも言われているそうです。この白磁の大きな壺、乳白色の釉薬が厚くかかっていて、曲線がとても美しい。またこの色味がなんともほっこりする。味のある作品だな〜と。157.png 実はこの壺は修復されているのですよ!志賀直哉が東大寺に贈ったものなのですが観音院に飾られていた際に、泥棒がこの壺を地面に叩きつけ、粉々になったという歴史があるのです。下のような感じです。でも優れた技術によって修復されました。他にもたくさんの素晴らしい作品があり、今度は時間をかけてゆつくりと観て回る決意をし、美術館を後にしました。169.png
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7月の私の机はこんな感じです。受講生の皆さんいつもありがとうございます。美味しくスイートちょうだいしています。111.png

J女史は盆踊りについてです。600年の歴史を持つ盆踊りはもともとは念仏踊りに由来するそうです。俳句では盆踊りは夏の季語でもあります。お盆の時期になると、ある地域においては盆踊りのお祭りがありました。私の住んでいる地域もひと昔前ごろまでは、各町内ごとに盆踊りが公園で開催されていました。今となっては懐かしいです。173.png J女史は日本で有名な盆踊りをいくつか紹介してくれました。発表の中で個人的ですが、私は富山で開催されるおわら風の盆をみてみたいと思いました。コロナ禍を迎え2度目の夏。このような夏の風物詩は今年も全てお預けです。137.png

S氏は富士山-Mt. Fujiについて。このトピックを選んだのは7月1日が山の日だからです。(S氏はいつも旬の話題をうまくピックアップされます。) 日本を代表とする富士山は、日本中にある山で富士山に似ていると富士という名にあづかり、津軽富士だったり薩摩富士などと〇〇富士と呼ばれる山があります。新幹線や飛行機の上空から富士山がきれいに見えるとどういうわけかテンションがあがってしまいます。驚いたのは空気が澄んでいる日であれば、和歌山県那智勝浦町にある色川富士見峠からこの富士山がうっすらと見えるそうです。その距離322.9キロ146.png
他にも多岐にわたって富士山にまつわる話題をお話ししてくれました。

M女史の今回のテーマは、紫 -Purple- です。なぜ🟪はむかしから高貴な色とされてきたのでしょうか?語源は、ラテン語で巻き貝の一種を意味するpurpuraで、この貝の出す分泌液は染色の材料として使われ、その色はpurpuraと呼ばれていました。分泌液は希少で、これを使って紫色に染められた衣類も高級であったので古代ローマ帝国、エジプトそしてペルシアなどでは高貴な身分の人だけが身につけることができたとのことです。日本においては、聖徳太子が定めた冠位十二階の制度において、が最上位の位階を示す大徳の最上位の高官のみの使用できる色だったのです。M女史は現代史にいたるまでのこの色の持つ特性や歴史についてまとめて話してくれました。皆さんは何色がお好きですか?173.png

M氏は祝日に関する話題。「今月は例年と違う休日」昨年から今年にかけてのオリンピックイレギュラー対応のため今年の紙ベースカレンダーはちょっと違う休日というお話。7月は色々変更がありました!先週4連休だった方も多かったのではないでしょうか?この理由のひとつとして東京オリンピックの交通停滞緩和対策だったとのことです。8月も一箇所変更があります。8月8日日曜日は山の日で翌日9日は振替祝日です169.png

A女史は葛飾北斎の娘応為についてです。葛飾北斎は知る人ぞ知る!! 日本いえいえ〜、世界においても高い評価をうけている浮世絵師です。北斎の2番目の妻の間に生まれたこと。(本名はお栄)はかなりの男勝りの性格の持ち主でありました。一度は結婚したのですが、喧嘩別れをして、それ以来北斎のもとで助手として働きました。彼女の雅号が応為です。人を呼ぶ「おーい!」が由来しているとのこと。146.png
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葛飾北斎の有名な浮世絵の一つ、冨嶽三十六景 凱風快晴


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2枚目は葛飾応為の作品です。明らかにお父さんの葛飾の絵と構図や色使いが違います。陰影を見事に使い絵を表現しています。こういった陰影技法は当時西洋絵画では当たりまえだったのですがなぜ鎖国をしていた当時の日本で応為は学ぶことができたのでしょうか?北斎はドイツ人医師のシーボルトとつながりがあったようで、西欧の絵画を手にいれた北斎は遠近感や陰影の技法を学ぶことができました。さて、数少ない応為の作品で吉原格子先之図が一番評価されているそうです。光の使い方が見事ですね。173.png
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猛暑が続きます。夏バテに気をつけてくださいね。
次の講座は8月5日です。 (T.M)

by connection-eigo | 2021-07-29 14:55 | プレゼンテーション