朝日カルチャーセンター中之島教室『英語で学ぶ日本文化』Nov. 1st, 2018 Part ①

11月も中旬を迎えました。月曜日ごろからからどんより空・・。今晩から今日にかけて冷え込みそうです。

11月の朝日カルチャーセンター中之島教室『英語で学ぶ日本文化』はちょうど1日でした。
いつものように様々な旬の食べ物が机の上に並びました。畑で採れた旬の果物、ウズベキスタンからのお土産にetc.,113.pngまさしく食欲の秋。です。
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そしてこの時期の旬の和菓子は、やはり、亥の子餅
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S氏が仙太郎さんの亥の子餅を持ってきてくださいました。おなり切りともいうそうで、旧暦10月の亥の刻(午後9時から11時)に食し無病息災を願い子孫繁栄を祈る行事だそうです。昔京都の家々ではこの日からコタツやストーブを用意し、冬の準備にとりかかります。火事がおこらないようにといった意味もあったようです。亥の子餅が登場すると、もう冬の到来です。ちなみに11月7日が立冬(start of winter)に入りました。173.png

11月のみにプレゼンのトップバッターはY女史です。『Momijigari (Admiring Autumn Leaves)』についてです。
紅葉の美しい季節となりました。今京都に行くと、人・人・人です!
さて、なぜ紅葉狩りというのでしょうか?Y女史のミニプレゼンによると、狩りは、もちろん野獣を狩るという意味なのですが、小さな野生動物や鳥、場合によっては植物の収穫の意味もあるそうです。貴族が野獣を狩るのではなく実際、野原や丘の木々をhuntしていたとも言われているそうです。葉の色が変わるのは、落葉樹で、冬の間は葉っぱが失われます。楓、ブナに銀杏、などなどが挙げられます。最後に、楓ともみじについて。楓は万葉集の''kaerude''に由来するそうです。楓の葉はカエルの手と似た形をしています。一方でもみじは''momizu''(揉み出づ)からの由来。伝統的には、紅花を絞って赤や黄色の色を創ったそうです。モミジはもっとぎざぎざしている葉で、違いは明らかです。
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次にA女史。こちらもこの季節にちなんだトピックで、タイトルは''Japanese Maples''です。先ほども登場した『楓』。カナダのカエデも紹介されました。カナダのカエデ🍁とても有名です。国旗にも登場するぐらいですものね。
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日本での紅葉の代表種は『いろはもみじ』と呼ばれるそうです。春はさくらに秋は紅葉・・。花札のモチーフにもなってるし、又、浮世絵の作品にも多く登場します。その有名な作品の一つとしては、葛飾北斎や安藤広重の版画が挙げることができます。A女史が紹介してくれた一つの作品はとてもユニークなものです。
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タイトルは、AUTUMN MAPLE LEAVES ON THE TSUTAYA RIVERで版画手前の橋の下の男性が川から岸に上がろうとしています。彼の着物は深い赤色に染まっていて通りすがりの通行人がそれをみて笑っているという内容です。よくこの版画をみてみるといたるところに紅葉が川べりに落ちているし、遠目の山にも紅葉が咲き誇っています。浮世絵はどことなくコミカルで、その当時の庶民の生活をほのぼの表しているように感じます。あと、もう一つ、興味深かったのが在原業平朝臣 (17番)の『古今集』秋・294の百人一首より。
ちはやぶる 神代もきかず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは。在原業平は、この和歌を詠んだのは、屏風に描かれた竜田川の秋の情景を見ながらとされています。「水くくる」の「くくる」は「くくり染め」のことで、紅葉が、水面に鮮やかな模様を描いている様が目に見えるようです。この和歌はなんと、落語のストーリーにもなっているそうだと落語好きのS氏が付け加えて説明してくれました。それに関する面白いサイトを見つけました。ご興味のある方はぜひこちらをご覧ください。
次にA女史はEmperor Nintoku Mausoleum仁徳天皇陵についてお話されました。仁徳天皇陵は、現在正式な名称は、大仙陵古墳とも呼ばれています。A女史がこのトピックを選んだのは、宮内庁と堺市は10月15日に日本最大の前方後円墳「大山古墳」(仁徳天皇陵)について、10月下旬に共同で発掘すると発表したとがきっかけだそうです。なんと歴代天皇や皇族の陵墓を宮内庁が外部機関と共同で発掘するのは初めてとなるそうで、古代日本史の謎の扉が開くのか少々ドキドキします。なぜこのような巨大で不思議な古墳を作ったのか。この古墳は多くの謎に包まれていています。クフ王ピラミッドや秦の始皇帝墓陵に並ぶ「世界三大墳墓」と称されています。
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こちらについての情報は、下記をご覧ください。
毎回、受講生の皆さんのミニプレゼンを振りかえってこのブログを書いているのですが、とてもいい勉強になります。今回はpart 1を紹介いたしました。近くpart2の受講生の方のミニプレゼンを紹介いたします。

どうぞ皆様ご自愛ください。 (T.M)








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by connection-eigo | 2018-11-14 11:13 | プレゼンテーション