朝日カルチャーセンター中之島教室『英語で学ぶ日本文化』Jan.11 2018

早いもので1月も下旬を迎えました。昨日22日月曜日は、寒波が関東地方を襲い、雪がみるみる間に積もり、雪景色となりました。4年ぶりの大雪だそうです。私の息子が神奈川県に住んでいます。送られてきた写真がこちらです。176.png150.png
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大阪ではなかなかここまで積もることがないので、初めての体験のようで、びっくりしたようです。関西地方も昨日の晩から空気が冷たい日が続きます。明日24日はこの冬の一番冷え込む日となりそうなので、ご自愛下さい130.png

さて、本題に入りましょう。今年2018年初『英語で学ぶ日本語文化』。2週目の11日に講座がありました。11日はえべっさん最終日。前日の10日がシトシト雨が降り、寒い日となったので、神社に御詣り行く人も少なく、この11日が混み合ったようです。

さて、いつものように、様々なお菓子が机を飾り付けてくれます。1月はやはり『花びら餅』。お茶では初釜に戴く和菓子です。白い生地のお餅にうっすらとピンク色がほどこされ、新春を感じさせる和菓子です。S氏が毎回旬の和菓子を持ってきて下さいます。
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他にも、顔がほころびるお菓子が並んでいます。受講生のみなさん、いつも有難うございます113.png

S氏のミニプレゼンは『日本の山岳信仰 - Mountain worship in Japan』日本には多くの山々からなっている島国です。古代から日本では、山からの恵みの恩恵を受け、一方で火山などのような、自然のもたらす破壊から畏怖・畏敬の念から、山は神が鎮座する場所とされ、神や温霊が宿る、あるいは降臨する場所と信じられ祭祀が行われてきました。
私たちは神社にある本殿でお詣りをします。なんと日本最古の神社である大神神社では、本殿を設けずに拝殿の奥にある三ツ鳥居を通して三輪山そのものを神として拝むそうです。

山に登った霊魂は一定の歳月が経つと自然に神の地位へと上昇し、神は季節に応じて今度や里に降りて来るとのこと。秋の収穫を終えると山に帰る・・・。これが田や神の年神となり、里に定着すると氏神や産土神になるということ・・。興味深いです。

仏教が伝来する前、古代日本ではまさにこの山岳信仰が存在していました。また日本は農耕民族であったということが、大きなポイントとなるのではないでしょうか。仏教伝来以来、仏教は大陸とは少々違う、日本という土壌に合う宗教観が生まれました。(そんな中、四季折々に行われる節句の由来は中国ですが・・。)日本の仏教信仰においても人が亡き人になると、四十九日、三回忌
七回忌・・・五十回忌といった亡き人を偲ぶ法事が執り行われます。今回のS氏のミニプレゼンでありましたが、人は歳月と共に自然の神の地位へと上昇する。または祖霊になると言われています。自然は恵みをもたらし、また脅威にもなる。S氏は修験道にも触れられました。修験道とは、日本古来の山岳信仰を中心にしつつ神道、仏教、道教、陰陽道などが習合し確立された日本独特の宗教です。修験道の実践者を山伏と言います。明治時代になってかなりの山伏がいなくなったと聞いたことがあります。吉野山から大夆山系を経て、熊野本宮大社に至る80キロの道が修験道の修行の道になっているそうです。

便利になったこのご時勢、インターネット一つで様々な情報をゲットすることができます。一方で競争化は進み、均一化する社会。あまり自分の色出せないのかもしれません。これ決して、日本だけではないと思うのです。格差社会はどこでも見受けられます。SNSの産物でしょうか?世界的に寛容性がなくなってきています。
そんな時代だからこそ、人は何処かで拠り所を求めているのかもしれません。山に登ってみたり、神社やお寺詣りをしたり、などなどどこかに所属するのではなく、おもむろにふらっと出掛けるのはいいことかもしれません。


次にM氏のミニプレゼンです。童謡が生まれてどれぐらいになると思いますか?なんと100年だそうです。150.png タイトルは『童謡が生まれて100年(童謡誕生100周年)です。1918年7月1日に童話や童謡を創作するための文芸雑誌『赤い鳥』が発刊されたそうです。この文芸雑誌が創刊されて満100年。大正7年ですから、もし私の亡き祖母がもしまだ生きていたら大正4年生まれなので、103歳ぐらいでしょうか?

『赤い鳥』は日本を代表する優れた、詩人や作曲家の多くが参加し、またここで多くの童謡が生まれたとのこと。いつの時代にあっても童謡は、自然を大切にし、全ての生き物を思いやる優しい『心』が歌い込まれています。私も小学生の頃は童謡を沢山歌った思い出があります。M氏曰く、今、自然環境、社会環境は著しく変化し、私たち人間は心の豊かさを見失ってきていると・・・。今はあまり学校でも童謡を歌わないと聞きました。これは私の意見なのですが、今の日本の教育には賛同できないということです。歴史に文学、哲学、そしてや音楽などのような教科から学ぶ情操教育を軽視している事です。目先の損得が重視される社会、仕方ないのかな? しかしながら、残念ながら、今の日本の教育は目先だけのものとなってきています。もっと心を豊かにする教育をはぐんでいきたいものです。138.png


S女史のミニプレゼンは年末の『天声人語』を紹介して下さいました。年末の起った出来事を覚えていらっしゃるでしょうか?まだ1ヶ月前のことです。日本では、相撲業界の話でもちっきり!(今もですが・・・。)S女史がピックアップした天声人語は、12/23はやはりクリスマスの話題でしょう〜!次に、中東和平とトランプ大統領。US大統領の発言により、すでに10名のパレスチナ人が命を落としました。妄動・妄言なければ失われなかった命。
次にはチャールズ・チャップリン。12/25、喜劇王チャップリンが没して40年。笑いでファシズムに立ち向ったコメディアンでした。時代を痛烈に皮肉りながら人間という存在に最後まで信頼を置いたチャップリン。さて、グローバル化が進み、均一化が進む中、コンセンサスばかりが一人歩き。人間という土臭さが行けていないこの時代、人間が機械化してきているのだろうか。まさしくAI。人間のコンピュータ化。しまいにAIが人間を支配する時代がやってうるかもしれません。チャップリンがもしこの時代に生きていたらどう思うのだろう。天声人語はあと二つ続きます。イーグルス『ホテルカリフォルニア』。結論を述べると、時代が進むごとにイントロが短くなっているらしい。確かにホテルカリフォルニア、イントロが長かった。さて、文化論として、これはどういう意味が含まれているのでしょうか? 最後は『ロケットマン』。誰のことでしょう?核とミサイルの開発。もうお分かりでしょう。『小さなロケットマン』と命名したのも誰かはお分かりでしょう。年末は核戦争になるのか、などなどかなり緊迫した情勢でしたが、現在は平昌オリンピックを控えて小康状態を保っています。

最後はY女史。年末の大晦日は神社前で晦?されたそう・・。地元の神社にお詣りされたY女史、23:00ごろに神社に到着するや、かなりの行列だったそうです。私も1日の日中に地元の神社に初詣に行ったのですが、いつも以上の行列でした。お天気も良かったからでしょうか。あとひとつ気付いたことは、ワンチャンを連れてる方が多かったこと。さすが戌年です。
Y女史の、ミニプレゼンは、ある、海外の女性が日本語と文化を学ぶにあたりエッセイを執筆された本を読んで、その反対として日本人が英語を習得するにあたりご自身のご経験をお話しされました。よく日本における英語教育について議論されます。どうして日本人は英語が話せないのか?ということも議論されています。昔、授業で学んだ英語、日本の教育機関で習得した英語を話して、アメリカ人の人に、そんな表現はないよ〜と言われた。そう言われちゃうと、急に英語を話すということに、これが合っているのかどうか自信無くして、''Perdon?'' '' Sorry, I don't I understand what you mean,''なんて言われたもんなら、自分の英語が全否定されたようで。こんな経験ありませんか? 言語は多様化しています。ふた昔前、もっと以前は英語イコールアメリカンののりでありましたが、時代は変わっています。英語を母国語とする以外の国や地域でも英語がコミュニケーションのツールとして使用されています。ネイティブ同士でも、国や地域が変われば、通じない時もあります。正直、日本語を話していて通じない場面が多々あります。やはり自身の経験、ドラえもんのようなポケットを増やしていくことでしょうか。日本における英語教育もこれからどんどん変化していくと思うのです。が、それにはブレない教育育成が大切かもしれません。

次回の講座は2/1 です。立春間近となりました。春はもうすぐそこです。改めて今年も宜しくお願い致します。 (T.M)


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by connection-eigo | 2018-01-24 00:29 | プレゼンテーション


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