Lentについて

ラテン語においては、四旬節は「40番目」を意味する「クアドラゲシマ」(Quadragesima)という言葉で表されていた。英語では一般的に「レント」(Lent)という語が用いられるが、この言葉はもともとゲルマン語で春を表す言葉に由来している。もともとカトリック教会の説教はラテン語で行われていたが、中世後期になって各言語での説教が行われるようになるとともに、四旬節の呼び名も各地の言語に基づいたものに変化していったと考えられる。復活祭はイエス・キリストの復活を祝い、四旬節は聖週間(復活祭前の1週間)を準備するものである。聖週間では、紀元29年頃にローマ帝国のユダヤ属州で起こったと考えられるイエスのエルサレム入城からその受難と死までが記念される。

起源
「40」という数字は旧約聖書の中で特別な準備期間を示す数字であった。例えば、モーセは民を率いて40年荒野を彷徨っている。ヨナはニネヴェの人々に40日以内に改心しなければ街が滅びると預言した。イエスは公生活を前に40日間荒野で過ごし、断食した。四旬節の40日間はそのような伝統に従い、キリスト教徒にとってはイエスに倣うという意義のある準備期間となっている。
「四旬節」の語源「クアドラゲシマ」はラテン語でもと「40番目」という意味で、元は初代教会で復活祭を前に行っていた「40時間」の断食のことであった。復活徹夜祭には成人の洗礼を行うのが初代教会以来の慣習であり、受洗者たちも初聖体に備えて40時間断食を行っていた。後にこの40時間(聖金曜日から復活祭まで)が6日間に延ばされた。さらに延びて6週間の洗礼準備が行われるようになった。四旬節は本来、復活祭に洗礼を受ける求道者のために設けられた期間であった。4世紀の終り頃のエルサレムでは復活祭前の7週間、毎週3時間の受洗準備が行われていたという記録がある。4世紀に入ってキリスト教が公認されると、受洗者の数が激増して一人ひとりに対しての十分な準備が行き届かないようになった。このような状況に対処するため、従来、求道者のみに課していた復活祭前の節制の期間を全信徒に対して求めるようになった。これが四旬節の起源である。

四旬節中の慣習
伝統的に食事の節制と祝宴の自粛が行われ、償いの業が奨励されてきた。伝統的に、四旬節の節制は、祈り、断食、慈善の3点を通じた悔い改めの表明と解される。現在の多くの西方教会の教派では、そのような伝統的な考え方を否定するわけではないが、神に対しての祈り、自分自身に対しての節制、さらに他人に対する慈善の3つが四旬節の精神であるとして教えられている。現在でも一部の信徒たちが娯楽の自粛や慈善活動への積極的な参加を行っている。一方、東方教会の諸教派では、現在も、慈善の奨励や四旬節に固有な悔い改めを促す種々の祈りとともに厳格な食事の節制が行われる。
四旬節は基本的に節制の精神で自らを振り返る期間であるが、日曜日はイエスの復活を記念する喜びの日なので、四旬節の40日にはカウントされない。カトリック教会をはじめとする多くのキリスト教会では、復活祭前の木曜日(聖木曜日、洗足木曜日)と金曜日(聖金曜日)、土曜日(聖土曜日)の3日間は「聖なる3日間」と呼んで特別に扱っている。
四旬節中に食事の節制を行う慣習には実践的な意味もあるとされる。というのも、古代世界では秋の収穫が初春には少なくなることが多かったため、春に入る時期には食事を質素なものにして乗り切らなければならなかったのである。

四旬節前の期間
四旬節に入る前に祝宴を行う習慣は、カーニバル(謝肉祭)として現代に至っている。もともとカーニバルはキリスト教と無関係な異教の慣習に由来するといわれているが、いつのまにか四旬節中の肉の節制に入る前にドンちゃん騒ぎをする習慣として根付くことになった。マルディグラと呼ばれる祝いは特に有名である。

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さて、今週日曜日はEaster Sunday です!


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by connection-eigo | 2013-03-28 21:36